【ユーザーインプレ】GN125Hの乗り心地や乗り味を各走行別に解説!

☆「バイクとなが~いお付き合い」の始まりはゆったり安心から

あなたはGN-125Hを目の前に「足は着くんだろうか?」「乗り心地はどうかな?」とか「運転しやすいの?」などと想像されるかと思います。

そこで今回はGN-125Hに乗っている私が乗り心地や乗り味をインプレしてみたいと思います。

1)ファーストインプレッション…レトロな雰囲気たっぷりなスタイルの「GN-125H」

まずは緊張せず興味とワクワク感のままシートにまたがり、GN125Hの足つきやハンドルを握った時の姿勢などの感覚を楽しんでみましょう。

足が地面に接地する前傾の少ない深めのポジションで、柔軟肉厚なシートにお尻が痛いなんてこともないですし、メーター類の位置もバランス良く前方の視界が広いのできっと安心感と更なる期待感が増すと思います。

と同時に、見た目通りスピードで“攻める”系のバイクではなく、リラックスして悠々ゆったりと乗るのに適しているのを感じられるでしょう。

2)バイクだからこその楽しみを味わえる素直さが◎

シフトアップからスロットルを回し加速していくのが心地よく感じられるのはGN-125Hのアクセルレスポンスが素直だということで、ライダー自身の操作が車体に伝わり一体感を感じられるでしょう。

ただ 加速に伴ってエンジン回転数が上がり、60㎞/h前後からの振動がハンパなく大きいです(本当!)。

全身で加速度を感じられるのはとても心地良くバイクだけの「特権」ですが、やがて腕と脚がしびれ、ガマンすることで疲弊してしまうので、やはり ゆったり向きなのだと思います。

☆シーン別 乗り心地やポイント

街乗り:

曜日・時間帯・天気など様々な条件によって走行環境が変わりますが、その時々の交通状況やクルマの流れに沿って走れます。

流れがスムーズな時は快調に4速まで滑らかに上げられる一方、渋滞時は特に1速のトルクが大きいので低速を保ちつつ安定して走れます。

小回りが利くので右左折はキビキビと、二段階右折の必要もないのでクルマのドライバーをイライラさせてしまうことがないばかりか、丁寧なライディングをしていると進路を譲ってもらえるなど嬉しいこともたくさんです^^

注意点はフロントブレーキ(ディスク式)がやや弱い点です。1ポットキャリパーだということを抜きにしてもポンピングブレーキを意識すると良いと思います。

遠出したい場合:

乗車ポジションの良さや前傾が緩い設計なので疲れ知らず、ツーリングもおまかせで、積載性バツグンのリアキャリアが役立ちます。

坂道発進:

低速トルクが大きいのでエンジンを多少多めに回せば難なく 力強く登ってゆけます。タコメーター値や回転音を参考にすると良いでしょう。

流れで坂路に差し掛かった場合は状況により2速のままでも走行OKですが、渋滞しやすい坂路の場合は1速に落とし、そのまま「半クラ」 でいつでも停車&エンストせず発進出来るようにしておくと良いと思います。

スピード出したい! バンバン回したい! 時:

スピード自体はそれこそ80~100㎞/h出せますが、前述の通り振動覚悟での話。高速時の振動は想像以上に疲れますし、一番影響するアクセルワークやブレーキングといった重要な動作を阻害してしまいます。

それ以前に一番忘れてならないのは制限速度厳守です。

ついつい…の間にシフトアップ➡加速していきますので、速度計やタコメーターを見るのと併せポジションインジゲーターも確認しながら走行すると良いと思います。

☆バツグンの安定感で安心タンデム

わたしが後ろに乗せた方(女性)に感想などを訊いたところ 「怖さや危険を感じることなく安心して乗っていられた。楽だった」とのことでした。

具体的に「お尻が痛くなかった」のはタンデムシート部分の大きさと肉厚・適度な硬さにあると思います。運転席との一体型シートなので「なるほどナットク」といったところです。

「怖くなかった」のは掴まる場所のことで、GN-125Hに標準装備されているスチール製リアキャリアが太くて頑丈なため、加速・停車時にもグッと力を入れられて安心出来たそうです。グラブバーの代わりですね。

一方、運転者の立場からネガティブポイントとしては、GN-125Hのフロントブレーキの利きが甘いことも踏まえ、やはりブレーキングには十分配慮します。

物理面で言えばヘルメットの種類によってはメットホルダーが使いづらい(クランプが狭いので大き目のものだと取り外しに苦戦or使えない)ので、後ろの方の分をどうするかも考慮する方が良いと思います。

☆比較検討候補の筆頭は「YBR125」

タンデム含めわたしがGN-125Hと比べるとしたら真っ先に「ヤマハ YBR125」が挙がります。実際バイク誌やネットサイトでもよく比較されています。

低速でのトルクはYBR125の方が強いので、特に坂路発進や急傾斜や長い坂道を走行する時に回転数を上げて維持する必要があるGN-125Hよりラクチンですし、より安定して走れると思います。

また GN-125Hにはないバランサーが内蔵されているので振動が低く抑えられているのも良い点だと思います。他YBR125はネイキッドタイプなのでスタイル面での好みもあると思います。

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