ヤマハ FZR1000の中古車購入時のポイント|選び方や注意点とは

私はヤマハ FZR1000を当時関西で一番大きな中古バイク屋で買いました。今買うのは年式の問題がありますが、89年当時で60万円のプライスのついたこの車体はいまでは20万円台でも買えるバイクとなっているようです。

排気量の問題であまり回されていない車両が多いかと思います。

整備の行き届いたタマならば購入を検討してみてもいいかと思います。でも休眠していたバイクは避けた方がいいかもしれません。エンジン内部のパーツが固着している可能性もありますし。

意外に鉄パーツがふんだんにあるバイクです。ハンドル周りのさびなどを自分で落とすつもりで探しましょう。鉄ハンドルですし、いっそ社外品にしてもそんなに高くないですが、メーターやインナーフレーム周りのさびはみすぼらしいですしね。ハンドル周りはアルミが多いので磨けばなんとか光が戻ります。

根気よく磨けばアルミ回りの事は目をつむってもいいかもしれません。でもアルミさびには気をつけましょう。

発売して長く経つモデルは車重の重さもハンドル周りにかかり、だんだん各パーツをその重みで壊していきます。

ハンドル下にある、ベアリングはその顕著なものです。転倒の際、そのベアリングがつぶれ、取り回しに変化が現れますが、普通に置いておいてもだんだんつぶれます。ここは交換するだけで4万オーバーのところなのでハンドルを振り、充分に確認しましょう。

今のYAMAHAのR1は荷物を積み、余裕あるツーリングを楽しめるスポーツ車ではありません。

しかしながら特にこの頃のFZRは軽量で人を乗せても速く、荷物も積める、そしてゆっくり流せる適度なライディングポジションがあります。それでいてタンデムライダーも楽しめる今は貴重なバイクでもありますので見た目より中身を取るライダーにおすすめです。

いま、その手の早く、ツーリングも楽しめる大型バイクもいくらか出て来ていますが、このFZR1000はそれを高い次元でまとめたバイクといえます。80年代当時なのでETCなどを搭載することを想定したバイクではありませんが。。。

パーツは入手しづらいかと思うので常にヤフオクなど監視してパーツを集めておくのがいいかもしれません。見た目がFZR750そのままで、カウルなど外装関連はFZR750と共通でいけるパーツも多いです。それを頭に入れた上で探すと少しラクでしょうか。

アフターパーツに関しては海外のマフラーなどは安く、しかも現役で売っているものもあるみたいです。バンス&ハインズなどは近所には迷惑ですがいい音ですよ。お勧めです。

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