立ちゴケは慣れ!非力な女性が重いバイクと格闘していた若き頃の思い出

女だてらにバイクに乗るのは、私にとって超超憧れではありながら、難しいことでもありました。非力で運動神経がニブいという2点について、特に。

私は16歳になる前からバイクに乗りたくて乗りたく、16になってすぐに親に内緒で教習所に通い始めました。教習代はお小遣いで。(;^ω^)

中免を取りたかったんです。というか、普通に中免が取れると思っていました。でも…教習所で2日間頑張りましたが、400ccを一度も起こすことができませんでした。。

ただ手で押して歩くだけで何度もコカしました。ほかの女性受講生は普通に起こせているのに。起こしやすいようにパイプみたいなのが付いた教習車なのに。2日目の終わり、教官に呼び出されて、中免を諦めろと言われました。ショックだった…。

125でリトライ教習をはじめたらやっとまともに取回せるようになって無事に125cc限定付きの免許を取りました。

さて。いよいよバイクを買って(代金はお小遣いで(;^ω^))明日自宅にバイクが届けられる段になって、初めて両親に免許取ったこととバイク買ったことを打ち明けましたが、すごい猛反対でした。ガチで一晩中説教でした。(そりゃそーだ)

それはともかくとしても。

バイクが届いてみたら、ガソリンが満タンで思いのほか重たく、ちょっと動かしただけでコカして、おばあちゃんの力を借りてやっと起こせて。家の周りをぐるっと走ったところでバイクを倒しながらカーブを曲がるのがすごく怖くて(教習所ではできてたのに)、曲がり切れなくてこかして、さらにそのあと砂利道に遭遇してそこでまたコカして…(;^ω^)

もう非力すぎ。(でもそんな私でもその2日後には問題なく取り回し、運転できるようになりましたよー♪)

16歳になりたてでやせっぽちでSサイズのハズなのにデカすぎるバイクウェアを来て髪を結ばずに乗ってたら、警察官に「そこのバイク、止まりなさーい」とかスピーカーで叫ばれて、止まってみたら「お前中学生かー?無免許運転だろー」っていう思い込みの濡れ衣を着せられたり。免許証見せたら「おい、女の子か!」って・・・(そこからかよ)

私のバイクライフはそんな、なんとも恥ずかしい感じでスタートし、お世辞にもうまいとは言えない運転でバイクを乗り回しましたが、そんな初期のころの記憶は、恥ずかしいと同時に大事な思い出です。

「今は男女問わず、どんなに非力に思える人でも必ず乗りこなせるようになるよ!だから諦めないでできることから少しづつね!」

って応援したい気持ちでいっぱいです♪

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