高校時代に親に内緒でバイクの免許を取った女性ライダーの話

私が免許を取った時…これは褒められた話ではないですが、高校では校則でバイクの免許取得は禁止されていたし、両親もまさかそんなことをするとは思ってもいないであろう中で、いろんな嘘や禁を犯して免許を取りました…(;^ω^)

私は16歳になった歳の夏、免許を取りに教習所に通い始めました。バイクは、もう「これだ!」と決めたRG125ガンマを考えていて、ひそかにお店と購入手続きを済ませていました。教習の終わりとともにバイクが家に届くようにと。

両親には全く話しておらず、バイクの購入代金も教習代も、すべて自分で払いました。
一発試験も考えたけど、いきなりバイクを乗りこなせるとは思えなくて、料金高くてしんどいけど教習所に通うことにしました。

片田舎だったので、高校に通っていることがわかるとすぐに「校則で禁止されているはずでは?」ということがわかってしまうので、入所の時も教習教官との会話でも「高校には行っていない。フリーアルバイターです」で通しました(;´・ω・)

夏休みに毎日せっせと教習所へ出かけていく理由は、家族には「図書館に行く」ということにしていました。私はそれも不思議でないくらい図書館好きだったので(笑)

教習自体は、非力すぎてバイクをこかしまくった上に起こせないなど、思ったようにいかないことも多かったけど、何とか卒業できました。翌日には免許センターで試験を受け、念願のバイクの免許を手に入れた〜!!(*’▽’)

さて。免許を取った日、私は夕食の時に両親に免許証を見せました。

「私、バイクの免許を取ってきました・・・」

ぽかんとする両親の顏。みるみる険しくなる顔。激しくなる口調。
私も負けじと、

 

私「ついでに!ついでにバイクが明日届きます!大阪から運ばれてきます!!」

両親「な、なにぃ〜〜!?」

 

母は公務員だったので、「娘が16でバイクに乗って事故でもしたら、大問題になるわ!」とも言っていました。

私は姉と違って、一度突っ走りはじめたことを簡単にはやめたりしない性格なので、何を言われても、「でも私はバイクに乗りたい」だけを通した。いろんな意味で、酷いひと時だった・・・(-_-;)

結局免許はすでにここにあり、バイクは無事に家に届いてしまい、たたき返すわけにもいかずに両親は折れ、私は念願のバイクライフをスタートさせました。1年後には、両親ともツーリングに出かける私を笑顔で見送ってくれるようになりました。

 

・・・

みんなはもっと穏便に免許取らなきゃダメですよー?(笑)

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