【出張買取体験談】動かないバイクの売値と査定後に後悔した事

2003年頃ですが、所有していたZ400FXを買い取りしてもらいました。

なかなか乗る機会がなく、車庫にずっと保管していたのですが、仕事の事務所を移転することにより、その車庫も契約を終了することとなり、それに合わせてバイクも手放すことにいたしました。

長く乗っていなかったこともあり、状態はかなり悪くなっていました。

バッテリーはコネクタを外してはいたものの放電してしまっており、エンジンがかかりません。Z400FXはキックペダルがなくセルスターターだけなので、とりあえず押しがけで始動させようとしましたが、何度試してもかかりません。(T_T)

これはバッテリーだけでなく他の部分も長期間の放置により不調になってしまっているなと判断しました。

動くのであれば複数のショップをまわって査定してもらい、いちばん高い値をつけてくれたところに売却しようと思っていたのですが、出張買取を利用するしかなくなりました。

まず、大手バイク買取業者のホームページを見て連絡をとり、出張査定を申し込もうとしたのですが、断られました。。。

「Z400FXは買い取りの対象に入っていない」ということでした。

詳しく聞いたところ、買い取りを行なっているのは現行車ばかりで、旧車の買い取りはしないのだそうです。

ホームページを見たところ、そのようなことは書かれておらず、用意されている買取申込フォームにもZ400FXの名称が入っています。その他にもメーカー、排気量ごとに旧車の名前がすべて入っています。

そのため「どんなバイクでも買取するのではないのか?」とたずねたところ、「必ず買いとるとは言っていない」との返答をもらいました。(+_+)

しかたなくまたネット検索で買取業者を探し、別の業者に査定を依頼しようとしたのですが、そこでもまた同様の回答をされて話が進まず、さらに別の業者に依頼をしました。その業者は全国展開をしているような大手ではなく、小さな会社です。

連絡をとったところ、車種にはこだわらず査定をするということで、その日のうちに来てもらいました。当時のZ400FXの販売価格相場は80万円から100万円あたりだったと思います。その相場に対してどのくらいの買取値がつけられるかと期待していたのですが、細かいチェックをなされた後に出された査定額は20万円でした。(T_T)

やはり不動状態であることが大きなマイナスになったようです。

しかたなくその場で現金買取をしてもらいましたが、動く状態であれば査定は大きく変わっていたものと思います。長く乗らないことになっても、時々はエンジンをかけて、近所をひとまわりする程度でも実走行をしておくべきでした。

また、買取はやはり旧車専門ショップであるとか、その価値を正しく判断してもらえそうなショップに依頼することが必要だと痛感しました。

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