【ユーザーインプレ】カワサキ ゼファー400の乗り心地や乗りやすさは?

通勤の足として使っていた私が、カワサキ ゼファー400の乗り心地や乗り味について紹介します。

Z2(ゼッツー)を模して、クラシカルな外装でまとめられたゼファーは、知り合いから譲り受けて通勤の足として使っていました。雨や風、冬の寒さに色々と対策をしながら頑張って乗っているので、参考になれば幸いです。

バイク自体の乗り心地について

※ゼファーは最初に400ccが発売され、後に排気量違いのモデルがリリースされたので、ゼファーの無印が400cc、排気量表記があるゼファー750、ゼファー1100になりますが、便宜上ゼファー(400)とも表記させていただきます。

カワサキ ゼファー(400)は、教習車としても採用されたくらいに、乗り心地はとても素直で、エンジン音も静か、制動力、ハンドリングなど、どれをとってもスタンダードといえる安心して乗れるバイクです。

私が教習所に通っていたときは、ゼファーと新しいCBの入替時期で、ゼファーはどちらかというと余りで配分されるミソッカス的な感じでしたが、新車でキリキリしてるCBよりは、こなれたゼファーのほうが個人的に好きでした。

前輪ダブルディスク、後輪もディスクなので、ブレーキはどんなときでもシッカリ効きます。

4発マルチでそれなりに車重があるので、急制動時はフロントフォークがよく沈みますが、リアの2本サスと合わせて、ガクンと来ることもなく安心して止まりました。

シートはかなりゆったりしており、適度な凹凸で尻をホールドしてくれるので、あまり疲れるということはありませんでした。

標準で燃料メータが付いているのも、うれしいですね。ツーリングなんかで重宝しました。

冬はネイキッドで風をモロに受ける為、族車で有名な旭風防スクリーンを「まっすぐ」に付けてました。これが本来のスタイルなんでしょうが、お店の人に、「ゼファーに旭風防をちゃんと付けてる人初めて見た」とか言われました。

でも、見た目のダサさに比べて、全然風が来なくなるので寒い時期は重宝しましたよ。

街乗り走行の乗り心地をレビュー

ゼファー400

ストップ&ゴーが多い街中交差点では、それこそ教習所の練習通りです。

私はゼファーの前に小排気量のバイクを足に使ってたので、ちょっとモッサリとした感じはしましたが、体が覚えていたのか、目視点検、ミラー点検、リーンウィズとかが自然に出てきましたね。

踏切で止まるときに、教習官に向かって「聞いてますよアピール」で手を耳に当てるポーズをしたのとか思い出して、懐かしくなったりもしました。

教習所で中免取った人には、街乗りは全然問題ないでしょうね。

遠出・高速走行(高速道路)・坂道など

ゼファー400

遠出は車重があるので長距離も安定しています。タンク容量があり、燃料メーターもついているので、ツーリングでサブタンク切替はしたことがなかったです。

高速道路の加速も400ccとしては問題ありません。スムーズに流れに乗れますし、高速走行の疲労もあまり感じませんでした。難をいえば、ネイキッドなので風でしょうかね。

あまりツーリングに旭風防つけていきたくなかったんですが、あったほうが高速は楽だと思います。

坂道は、これも教習所で練習した感じそのままです。坂道停車後の再発進は、充分慣れているはずなのに、あのときのドキドキが蘇りました。

タンデム走行は?

ゼファー(400)は、ノーマルではタンデムベルトがあるのみなので、何かもう一つ(タンデムバーとか)あったほうがタンデムはしやすいと思います。

シートが広く、形状も比較的フラットなので、後ろの人もお尻は楽です。足をかけるところがやや上かも知れませんが、とくに不満らしきものはなかったようです。

カワサキ ゼファーは、さすが教習車といえる安定感があります。中免とってすぐなら、なんの違和感もなく乗れるでしょうね。

車重が重いのでエンジンを切っての取り回しはやや大変ですが、それも教習所で散々やってますから気になるほどではないと思います。

比較対象がないままに乗っていると分かりませんが、一度でも他バイクに乗ると、4発マルチの安定感が実感できるでしょう。Z2(ゼッツー)譲りのバリバリスタイルですが、中身は本当に優等生のよいバイクです。

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