ベスパ ET3 プリマベーラの中古車相場と購入時のポイントとは

現在もVespa Primaveraは生産され続けていますが、Vespa ET3 Primaveraはそれとは全くの別物なのです。

1976年の誕生以来、二度の生産・終了を経て1987年から2000 年までの第三世代まで製造されました。しかも第三世代のET3は日本国内のみにデリバリーされたそうです。当時、いかに日本で人気があったのかがよくわかりますね。

【中古車両リサーチ:相場は?】

「乗って楽しい、見て楽しい」といいことづくめのVespaET3 Primavera。

日本でかなりの人気車種であるET3はそのタマ数も決して多いとは言えません。オーナーの方たちは一度手にしたらなかなか手放さないのでしょうね。

しかし、バイク雑誌やオークションサイトをこまめにチェックしていれば出てきます。出品者のコメントには「ガレージの中にしまいっぱなしでした。乗らないので出品します」など、車両の状態がまるで新車のような上玉もたまにあります。

オークションサイトやネットで見るかぎりでは、35万円くらいが平均値だと思います。しかし、ショップで作るフルレストア車両などは、完全体でしょうが、やはり高額になりますね。そういった車両は50万円超えもありました。予算のある方にはお勧めでしょうね。

【購入は専門店がお勧めです】

Vespaの出品者は個人だったりバイク屋だったりもしますが、自分でメインテナンスが出来れば問題なく安い方で良いと思います。ただ、破格な値段だと、ショップ、個人に関わらず、いずれの場合もサビがひどかったり、不動車で部品取り用だったりする場合があります。

個人取引だと後々トラブルになった時に困るとか、ショップだと高額だとか、どちらも一長一短だと思います。

私はメカにはまったく疎く、またトラブルがあった時にクレームを入れづらいということもあり、個人売買は考えず、専門のショップで現物を見てから購入しました。

それまでお世話になっていた国産スクーターを下取りに出し、ようやく手に入れました。その店は外国製スクーター専門店だったのにも関わらず、下取りにも快く応じてくれて、かつ専門店らしく修理やメインテナンスのアフターケアも万全です。

とはいえ、2年前に購入してからメインテナンスで困ったことはまだ無く、随分お店にはご無沙汰しているくらいですが。

メンテナンスで気をつけるべきこと

ほぼメインテナンスフリーですが、維持で気をつけているのはミッションオイルを毎6000kmごとに変え、クラッチワイヤやブレーキワイヤにチェーンオイルを差すという一般的なメインテナンスのみです。

こけた時にはバーエンドウインカーが簡単に割れるのですが、一コケ3500円くらいと見れば十分ですし、部品代などはそんなに高いとは思わないのです。ま、オールペンしたらそれなりにかかりますが。

いざ修理ともなると、大変な金額になるみたいです。
Vespaを修理するには特別な技術が必要のようです。ですので、内部を修理ともなるとかなり修理費用が高くなるようです。

また、内部が単純なようで特別なので、国産しか扱ったことのないバイク屋ですと修理してもらえないと思った方が良いと思います。

せっかく手に入れた愛車です。

常に完璧な状態で乗ってあげたいものです。そのためには信頼出来て、アフターケアも万全なショップでの購入が一番良いと個人的には考えています。

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