ドゥカティ848evoを中古で購入するならどこに着眼点を持っていけばいいか、ポイントは何なのかを簡単にまとめます。
私が実際に購入した経験を元に、値段交渉や、現在の相場、お店選びのポイントなどを含めてご紹介します。
【現在の相場】
まず、現在の中古相場を確認しておきましょう。
これは、バイクブロスやGoobikeなどの中古車総合サイトから平均を算出すればだいたい見えてくるところです。
現在（２０１６年末）の相場で言えば、100万円～150万円ほどで、走行距離や車輌状況によって代わってくるところなので、ここは変動的な価格であるということをしっかり念頭に置いておきましょう。
【購入のポイント】
<確認すべき点>
まず、以前のオーナー情報などがしっかりしているか、車輌のコンディションをお店側がしっかり把握しているかがポイントです。
スーパースポーツ系の車輌ですから、メンテナンスがされておらず乗りっぱなしの状態ですと購入してからメンテナンス費用がかさ張ってしまう事が多々あります。
ですので、ワンオーナーなのかどうか、以前のオーナーの情報があれば聞き出しどのような状況で使われていたかを把握するところが重要です。
次に、走行距離ですがバイクの生い立ちや今までの使用状況などがわかっていれば相当の過走行車でなければ問題は無いと思われます。それでも、だいたい10,000km未満の車輌が狙い目になるかと思います。
あとはカスタム内容や車検の有無ですが、ここは車輌金額や初期費用にも関わってくるところなのでケースバイケースです。
主に、「車輌コンディション、前オーナー情報」「走行距離」が重要なチェックポイントになります。
更に細かく言えば、「ベルトの調整はしているか？」「タイヤは経年劣化していないか？」などとありますが、ここらへんは店舗スタッフに確認しましょう。
逆に、ここらへんの情報を答えられない店舗レベルでしたら整備などのアフターサポートが期待出来にくいので店舗を変える事をお勧めします。
【値段交渉術】
中古車ですので、「現物価格」になります。正直、値引きなどの交渉はかなり厳しいかと思われます。本体価格からの値引きではなくアフターサービスの付加や下取り車輌などの下取り価格値上げ交渉などの方が有効的でしょう。
しかし、提示価格とはその商品の価値なので、値引き交渉を行うということは「車輌そのものの価値はもっと低いだろう？」と暗に言っていることにもなりえます。
ですので、ガツガツ行かずに「本当は乗りたいんだけど、もう少し安かったらな…」と安くなれば買う！とハラを括って相談することです。
ギブアンドテイクの精神で行きましょう。○○円で乗り出せるなら今日契約する！くらいの勢いを見せなければ値引き交渉は難しいかと思われます。
※筆者はよく下取り車輌の買取価格値上げ交渉を提案します。
10%~20%程度の値上げはだいたい成功しますが、コンディションはバッチリにしておく必要があります。
【お店選びについて】
基本は正規ディーラーや専門で扱っているチュコショップを選びましょう。（ドゥカティショップ）
お店の持っている車輌についての情報量が段違いなので、若干、他社よりも金額が高くても今後バイクを乗り続ける上では正規ディーラーの方が確実です。
正規以外の場合は、購入のポイントでも述べました受け答えがしっかり出来るスタッフが常駐している店舗を選ぶことです。
値段、品揃えなどが良くてもスタッフのレベルが低い、整備がいい加減な店舗は選ぶと大変な目に合います。購入資金も大事ですが、これからのバイクライフのこともしっかり考えてお店選びをされることをお勧めします。
【まとめ】
ドゥカティ848evoの中古購入ポイントは、
「走行距離」
「ワンオーナーかどうか」
「ショップの信頼度（正規ディーラーが望ましい）」
このあたりが重要なところになってきます。台数は多く、それなりに人気だった車種ではありますが、輸入車であることには違いないので国産バイクのような流通量ではありません。
ですので、中古バイクを見つけた段階で即決する勢いを見せないと買い損じが発生するかもしれないことを念頭に置いておく必要があるでしょう。
コメントを残す