今回はXJR400の乗り心地についてインプレしていきます。
乗り心地、と一言に言ってもカスタム具合で大きく異なってくるものですので、あくまでシート、ハンドル等による疲労を除いた視点からの乗り心地、ということにさせていただきます。走り心地と言いますか。
正直バイク自体の乗り心地はいたって特に他の車種と大差はありません。強いていえば・・・タンクが大きいので膝で挟み込むのが他のバイクよりは疲れるかもしれません。バイクに乗ってる時の疲労感は仕方ないものですからね。
あと、若干ではありますがステップがやや後ろ気味についてます。まるでレーサーのような。かっこいいですね!!
街乗りの時はやはりアクセル開度が頻繁に変わりますので、アクセルにクセのあるXJRはやや疲れやすい方にあるかと思います。グイーーーーーッと行きたくところを渋滞にひっかかったり、信号で止まったり・・・。特に夏はどのバイクでも共通ですが、エンジンの熱気。たまったもんじゃないですよね。
しかし、逆に遠出したい時はXJRはすごくいいです。むしろ遠出のために作られたんじゃないかってくらいです（笑）
中回転からの驚くような加速感・・・軽いとはいえ、400ccでここまでスピードが出ればもう十分です。ぼくのXJRも最高時速160kmを叩き出しました。怖かったです。（笑）
もっと細かくしてみましょう。
例えば坂道。スイスイ ストレスなく上がっていきます。坂道発進もさほど技術を必要としません。
高速道路。いわば遠出ですね。スカッとします（笑）エキゾーストの中に詰まったカスをドバッと出しているような気分です。つまり要約するのなら、XJRは走りを追求する、つまりスピードを出したい人向けといえばそれかもしれません。
とは言ってもXJR400Rというものが存在します。このRというのはRacing、レーシングのRです。実際にこれは乗ったことがないのですが、さらに走りを求める人に向いてると思います。XJRでもかなり走りを重視した走行ができます。
では、XJRでの二人乗りはどうでしょう。実際にしたことはありますが・・・まぁ何しろスピード重視ですのて、後ろの人は大概ビビります（笑）そんなにスピードを出しても怖くない人も後ろに乗ると結構ビビります（笑）案外それが楽しかったり・・・・・・・。
むしろ二人乗りはやっぱりアメリカンとか・・・。私の勝手なイメージでしょうか（笑）
海沿いを・・・彼女を乗せて行くあてもなく・・・。シーシーバーなるものもつけられますしね。ちなみにあのシーシーバーって向こうではビビりって意味であるらしいです。なるほど、後ろの人が落ちるのが怖いからビビり・・・シーシーバー・・・。
乗り心地として、他のバイクと違うところはタンク・ステップでしょうか。大型バイクほどではありませんが、なかなかの横幅があるタンクなのでもしかすると比較的疲れやすいかもしれません。しかしそこがまた安心感があったりして良かったりもしますね。
心地よさというものは大きな部分が個人のカスタム具合で大きく変えられるものですから、あまり大差のあることではありませんので、自由にみなさんカスタムしていいと思います。あっ・・・でもあの両手を上にグアーッとあげて背もたれのついたシートはちゃーんと届けを出さないと捕まっちゃいますよ（笑）
ちなみに私はコンドルハンドルや、スワローハンドルが好きです。前のめりになって、風の中を走ってる感じがたまらないですね。ただし、疲れやすいです。何しろ腕にかなり体重を載せることになりますし、特に遠出の時なんかは休憩が大事です。バイクは体が全て露出していますから、特に注意が必要です。こんな危ない乗り物がなくならないのも、バイクの良さが世界的に確実に認められているからです。
みなさんも自分にあった乗り合わせ、乗り心地のバイクを選んで、または好きなバイクを選んで乗り心地を良くして、疲労がたまらないように気をつけて運転したいですね。
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