ホンダのスーパータクトは2stで、現在ある4stの原付に比べ圧倒的にパワーがあり、なおかつエンジンが滑らかです。
この度は、このバイクの総合評価として、値段や、ぶっ壊れるまでの維持費、取り回し、足つき・装備品、走りなど実際乗ってみた経験と感想をかきました。またそれぞれの評価を5段階でまとめております。
・値段
当時のこのバイクの値段ですが、13万5千円したようです。叔母からタダでもらったのですが、自分で買うとしてもコストパフォーマンスは5です。
・維持費・寿命
任意保険はファミ特でタダでした。4stと違い、オイル交換はしなくてよく、2st用のオイルを、減ってきたら、見えるので、ぶち込むだけでした。タイヤも安く、前後交換工賃込で1万円もしなかったです。
結局このバイクはエンジンが完全に壊れるまで乗ったのですが、9999kmまでのオドメーターは一周して0になり、そこからから数千キロ走りました。
一度、エンジンがかからなくなりましたが、プラグのせいでした。メンテはタイヤ交換2,3回とプラグ交換1回、バッテリー交換1回のみでした。最終的にエンジンが逝きましたので、これ以上メンテは必要なかったです。維持費の評価は4です。
・取り回し
低速の取り回しは、抜群でした。低速での話ですが、ハンドルフルロックは当たり前で、リアタイヤを滑らしても怖くなく、直線なら少々前輪が滑っても怖くなかったです。リーンアウトがよくはまるバイクでした。
また、中速以上ではリーンインがよくはまりました。また車体が軽く、押したり引いたりも苦労しません。評価は5です。
・足つき、装備品
足つきは、おそらく、身長が150cm無くてもいけるかと思います。このバイクは叔母からもらったのですが、その時点で、前かごが付いていました。
前かごはダサいと思われる方がおられるかもしれませんがとても便利でした。もちろんリアキャリアが付いていましたが、センタースタンドをかけるときに掴むくらいでした。
ちなみにセンタースタンドはバイクに跨った状態でうまいことかけることができ、また、センタースタンドを外すときも、跨った状態で反動を使えば外せました。評価は5です。
・走り
ブレーキが前後ドラム、フロントサスペンションはテレスコピックでもないですが、峠などタイトな街中は十分よく走り、直線ではメーター(60km/h)振り切っても車体は安定していました。
前かごが付いている割には、強烈によく走るバイクでした。タイトなコーナリングではセンタースタンドを擦ります。まさに羊の皮をかぶったバイクでした。評価は5です。
・まとめ
良い事づくめのようですが、所詮1万数千キロでエンジンが逝ってしまったので、現在ラインナップの原付(4st)を私は今ではおすすめします。
また、私は諸事情により黄色ナンバーで走っておりましたが、通常、原付は白ナンバーで原付一種として乗るでしょうから、免許とお財布のために、スーパータクトのようなメーターを振り切るようなハイパワーバイクはやめておいた方がよいと思います。
やはり、お財布と免許証のためには4stスクーターをおすすめします。ただし、もし、私のように諸事情により黄色ナンバーで乗るのなら、中古で安いのがあるなら、ぜひおすすめします。
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