GL1500の燃費は良い?悪い?各走行時の数値と燃費向上対策

車重500㎏近くの大排気量のホンダ GL1500SEですが、燃費においてはそこまで悪くないというのが結論です。乗用車のような低回転から動きを出すため乗用車よりも少し燃費が良いという感じです。

■街乗り(通勤)

GL1500SEは街乗りには適していないため、通勤で利用した時のデータを参考にします。加速、減速、停止を繰り返す通勤での利用時は、正直あまり燃費が良いとは言えません。良い時で燃費15km/リットル、悪いと12km/リットルの時もあります。

■高速走行時

高速道路での走行時は最も燃費が良いと思われがちですが、一定速度での走行を増やした場合です。追い越しなどを行う時に加速をしますが、その時のエンジン回転数は一気に上がり燃費が落ちます。

最も燃費が良いのが時速80kmでの走行で、エンジン回転数もアイドリング数値に近くて走行できます。特にくないですはオートクルージング機能という、スロットルをにぎらなくても同じ速度で走ってくれる優れ機能がついています。

最近出たGL1800は時速100kmがオートクルージングの最高速度ですが、ゴールドウイング1500は当時のバイクの高速道路法廷速度が時速80kmだったこともあり、オートクルージング機能は時速80kmが上限です。

私は、中型二輪車とのツーリングの時は時速80kmで走行していましたが、燃費は良く22km/リットル程の高数値が出ました。時速100kmでの走行になると20km/リットルまで落ちます。追い越しなどで一時的に時速100kmを超えてしまうことがある時は18km/リットル程まで落ちます。

■長距離走行時

GL1500のパワーとトルクが発揮されるのは長距離走行時だと私は思います。時速50km程で走行する分にはアイドリングに近い状態でほとんどスロットルを回さなくても走行できる程で、オートクルージング機能も利用できます。燃費は20km/リットル程まで向上します。

■燃費向上で工夫できること

燃費向上を目指すにはくないですが設計された時代の高速道路での法定速度を理解しなければいけません。高速道路での最高速度が80kmで設計されているためトップギヤ(オーバードライブ)で80kmより早い速度を出すにはエンジン回転数が一気に上がります。

よってなるべく時速100kmでは走行せず、時速80kmで走行しパーキングでの休憩時間を20分のところを15分に短縮していました。ゆっくり走るのが好きな私にとってはピッタリのバイクで、休憩時の荷物の出し入れも効率が良いため他のバイクとの移動距離と比べても大きな差が出ないことが分かりました。

私はツーリングでの利用がメインだったため、タイヤはツーリング仕様の固めのタイヤを履きました。空気圧はガソリンスタンドで給油するたびに気圧チェックをし、常に高速走行時に適した空気圧にしていました。

くないですはクルーザーです。急いで目的地を目指すバイクではなく移動そのものを楽しむマシンなので、合った乗り方さえすれば燃費20km/リットル前後をキープすることが出来ます。

ここを理解した上で乗っていただきたいバイクです

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