【必見】サイドカーの維持費を徹底解説!エリミネーター750編

私のエリミネーター750には、買った時から英国ワトソニアン製のサイドカーが取り付けられていました。ワトソニアンは、1912年英国で創業した1世紀以上も歴史のある世界で最も有名なサイドカーメーカーです。

私のエリミネーターに付いているのはGP CLASSICと呼ばれるタイプで、丸みを帯びたフォルムが美しく、エリミネーターによく似合っています。車両本体価格 ¥973,000〈税別〉で、エリミネーター750の車体価格¥745,000を遥かに超えています。

エリミネーター750の維持費について普通に書いても他のバイクと変わりありませんので、ここではエリミネーター750サイドカーの維持費について書かせていただきます。

サイドカーは改造車扱い!?

通常、バイクの車検証の車体の形状は、「オートバイ」と表記されています。公認のサイドカーは、形状が「側車付きオートバイ」となり、定員も変更されます。

サイドカーが取り付けられていても公認でない場合は改造車となります。したがって公道を走るためには、陸運局で「改造自動車等の届出」が必要になります。

申請に必要な書類と諸費用

申請には、改造自動車等届出書、改造概要等説明書、外観図、改造部分詳細図、各種計算書、各種強度計算書などの書類が必要であり、これを自分で行うとなると、高度な理数系の脳みそが必要です。

専門業者に頼むこともできますが、ショップが少ないうえに、登録代行料、自賠責、重量税、印紙代など約25万円の経費が必要となります。また取り付けに不具合がある場合は、別途工賃が必要です。

ちなみに一度側車付きオートバイの登録したバイクからサイドカーを取り外してバイクとして使うと、車検の記載内容と異なるため違法になりますので注意してください。

ガソリン代:

意外なことに、一人で乗っても3人で乗ってもあまり燃費は変わりません。むしろサイドカーに人が乗ってくれた方が、走行が安定します。

特にサイドカーが付いているのと逆方向に曲がる場合、勢いづいてサイドカーが浮かんで転倒する危険がありますので、人が乗らない場合は、重りを置いておくとよいでしょう。

任意保険料:

サイドカーの運転には、排気量条件にあった免許証が必要になります。750ccのエリミネーターは大型免許が必要です。

自賠責保険も特別な設定はありませんが、任意保険については「側車付オートバイ」の契約が必要となります。

サイドカーは初期費用が大きい

維持費と言う意味では、普通の大型バイクと遜色がありませんが、初期費用はかなり掛かります。

私はたまたま「非公認」を選んだので、公認を取るための費用や労力がかかってしまいました。最初から公認を選べばよいのですが、必ずしも自分の欲しいバイクがサイドカーとして売り出されているわけではありませんので、難しい所です。

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