【総合評価】ホンダ APE50の魅力|燃費や維持費、中古車購入時のポイントetc

私はアドレスⅤ125Gからの乗り換えで、2006年型キャブ使用のape50を買いました。アドレスV125Gを下取りに出し200,000円で引き取ってもらい、追い金なしでape50を買いました。

ホンダ Ape50は訳あり(免許の点数がやばかったので黄ナンバーで)で半年間乗りました。その間に感じたこと、かかった費用などを書きます。また評価すべき項目は5段階評価しています。

・購入前の第一印象と実際に乗った後の感想

購入前する前から経験として、ゴリラの乗ったことがあったので4ストローク単気筒50ccのパワーは分かっていましたので、特に購入してからのギャップはなかったです。評価は4です。

・維持費(基本的に1年で)

エンジンオイルの交換ですが、1年に何キロ走るかによりますが、まぁ通常、春に1回、秋に1回の年2回で、オイルフィルター×1、オイル×約2リットルで、バイク屋に頼んだとして、合計4,000円か5,000円ほどです。タイヤ交換が2年で16,000円なので1年で8,000円です。後輪のみの交換のケースもあると思われるので、もう少し安い計算になるかもしれません。ブレーキは前後ドラムブレーキです。シューが無くなることはほとんどありませんのでお金はかかりません。評価5です。

・消耗品費(一年乗ったとして)

プラグ交換は1年に1回ぐらい焼け色を見て、おかしかったら(先端が白いなど)、交換したら良いでしょう。おそらく毎年交換にはならないと思われますし、交換したとしても交換が簡単な上、プラグ自体も数百円なので、気にするべきポイントではないでしょう。

また、プラグが逝ったらエンジンがかからないので、その時点でプラグの寿命がわかりますので、点検しなくても良いかもしれません。というのもガス欠とプラグ以外の原因で、ape50のエンジンが回らないことはほぼ無いからです。

ape50(キャブ車)はバッテリーが付いておらず、バッテリーを代える必要がありません。1年に1回エアクリーナーを掃除してやると良いでしょう。

タイヤは9,000kmぐらいで後輪にスリップサインが出ます。後輪2回交換目に前輪1輪交換という形になります。気持ちが悪いとか、もしくは2年以上タイヤ交換していないなら、毎回、前後交換してもいいかと思います。

タイヤ交換代は、物にもよりますが、大体、前後同時に交換で1,2000円くらいです。後輪のみ交換で7000円くらいです。ape50はタイヤが結構高いです。オイル交換は非常に簡単なので自分で行いました。オイルは1ℓ1,000円ちょっとのものを使っていました。

また、このバイクはオイルフィルターが付いておらずひたすら3,000km毎、もしくは半年に1回エンジンオイル交換すれば良いです。Ape50はエンジンオイル交換時に、0.8ℓの追加になりますので、自分で交換したら1,000円かからないです。

普通、原付でそんなに距離を走らないでしょうから、春と秋にオイル交換して、1年に2,000円以下といったところです。消耗品では、1年に必要な維持費は、タイヤ7,000円+オイル2,000円で9,000円くらいです。評価は5です。

・修理、定期点検

こけない限りこのバイクで修理する箇所は無いです。定期点検は、はっきり言って必要ないですが、バイクの知識に自信が無いなら1年に1回バイク屋で見てもらえばいいでしょう。

しかし、そういう方ならオイル交換もバイク屋でやって貰っているハズなので、そのときに車体も見てもらえば、わざわざ1年点検を、お願いする必要も無いと思われます。評価は5です

・カスタム

私がしたカスタムはマフラーだけです。モリワキのフルエキゾーストをいれていました。私は現在CB400F(ストリートファイター 新型NC47)に乗っていますが、これにもモリワキのマフラーをいれています。

キットが出ていますので、排気量をアップすることが出来ますが、それなら、そもそも100ccを買うでしょうから、私ならしません。評価は5です。

・軽自動車税、自賠責保険料、車検

車検はエンジン総排気量が250㏄未満なので無いです。自賠責は1年で7,280円、2年で9,870円、3年で12,410円です。安いし、2年後はどうなるかわからないので、2年がおすすめです。軽自動車税は1年1,600円です。評価は5です。

・任意保険料

家族の車のファミリー特約があったのでタダでした。評価は5です。

・装備品

軽量高剛性のダイヤモンドフレームにプロリンクリアサスペンションが付いており、ホイールは12インチで、5速MTと、まぁ50ccにしては超プレミア装備です。評価は5です。

・足つき

足つき的に、だれでも乗れると思います。女性でも余裕でしょう。評価は5です

・取り回し

低速の取り回しは抜群に良いです。押し引きも軽いです。評価は4です。

・走り街乗り、高速域、遠出、タンデム

私はape50を黄ナンバーかつメインバイクとして乗っていました。街乗りでは少々ハンドル幅があるので、すり抜けに気を使いましたが、他は快適でした。サスペンションも良く動いてくれました。

ツーリングではやはり小排気量は、複数人で同じような排気量で行くと、楽しかったです。あまり長距離は走りませんでしたが、ape50の場合、普通のバイクで行く様なところが、ツーリング気分になれて新鮮です。タンデムは原付なのでできません。評価は4です。

・燃費、燃費向上のためには

燃費は40km/ℓ前後です。ツーリングで48km/ℓでたことがあります。当然ですが原付なので30km/hで運転すれば燃費は良くなるでしょう。速度守ってツーリングで55km/ℓ出たという話も聞きます。評価は5です

・寿命

オイル交換をしっかりして、おとなしく走れば50,000km走ります。

・車体価格

インジェクションの新車でカタログ価格で税抜き27万円なので、負けてもらえば、乗り出し27万円になると思います。はっきり言って高いと私は思います。ただ、私が買ったときは20万円だったので評価は3です。

・満足度

私は、事情があって、100ccでもなく、排気量アップ無しのape50で、に乗っていましたが、非常に満足しています。スピード違反を絶対にしない為でしたが、不整地を走ったりしたり、とても面白い体験をでき、満足しました。評価は4です。

・中古車購入時の注意点、現在の中古相場

上玉のキャブ車、普通の中古のインジェクション車で100,000円前半ぐらいです。バイクの知識が無いなら15万円以上の車体が良いと思います。ただし、200,000円を超えてくるようなら新車や1年落ちをおすすめします。

このバイクはきちんとしたバイク屋でも事故車やメーター巻き戻し、2個1の可能性があるので、基本的に新車、新古車がおすすめです。どうしてもお金がないなら、割り切って上玉の150,000円のキャブ車でもいいと思います。

・値段交渉術

乗り出しいくらかを聞くのがポイントです。下取りをいくら高くしても乗り出しが高ければ意味がありません。もし自分が今バイクに乗っているのであれば、下取り価格は、バイク王で確認してある程度の相場を知ってから店に行くのが良いでしょう。

中古車の場合、年談の交渉以上にバイクを良く観察し、事故車じゃないかどうか、2個1じゃないかどうかなどを確認しましょう。また、カスタム車ならカスタムに文句をつけるといいかもしれません。おすすめはノーマル車ですが、始めから、やりたいカスタムをしている物を買うのもアリだと思います。

・まとめ

このバイクは車体が完全にエンジンのパワーに勝っていますので、エンジンのパワーを使いきってのることが出来ます。また、4ストローク50cc MTはマフラーを替えるといい音がして良かったです。

私は純正タイヤでしたが、コーナリングも良いです。中免を持っているなら100ccから250ccの単気筒に一度は乗ってみる価値があると思います。

また、もし乗ったら、ジムカーナ(初心者レベルもしくは安全運転講習会)に参加してみて下さい。とても速いので面白いですよ。

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