ホンダの原付2種、APE100の中古車両購入時の選び方・注意点などをまとめています。
APE100は特に廃盤モデルなので、今となっては中古でしか手に入らない車両です。押さえておくべきポイントしっかり押さえて車両検索に望むといい車両に出会えるはずです。
現在の中古相場
もう廃盤になったモデルですので、中古でしか手に入らないモデルです。
現在は、ドラムブレーキタイプとディスクブレーキタイプで金額が大きく変わりますが、それでも15万円~30万円の間で取引されているケースが多いようです。
新車価格を思うと、それほど値落ちしていないところを見ると人気車種なんだなと実感します。
購入前に確認した方が良い部分など
まずは基本中の基本ですが、年式・走行距離・前オーナーの乗り方などの情報です。
これらがはっきりしている車両を購入すると良いでしょう。ですが、小排気量で車検も無いモデルですから年式不明の車両が多く存在します。(何年間もモデルチェンジが無かったせいもありますが…)
まず、押さえておくべきポイントとしては「過走行ではないかどうか」です。
どれくらいから過走行と言えるかと言いますと、50000kmを目安にすると良いと思います。この手の排気量で50000kmも走行していると相当疲弊したバイクの仲間でしょう。
ただ、50000km以上の走行距離でもしっかりとした整備記録やメンテナンスが行き届いている場合は別です。しっかりと定期的なメンテナンスが施されていれば、まだまだ走れる走行距離でもあることを覚えておくと良いでしょう。
もう1点、前オーナーの乗り方などの情報です。
よくワンオーナー車、とうたっている中古車はありますがこういった中古車は狙い目です。素性がはっきりしているケースが多いので、不具合などが起こりにくく今後も維持していきやすいでしょう。
逆に素性の分からない中古車ですと、「実は転倒していた」「実は●●の部品が変わっている」などなど、所有してから判明する不具合があるかもしれません。
逆に、「こんな高額なパーツがついてたの!」という逆パターンもあるかもしれませんが…ギャンブル性が強すぎますね(笑)
筆者も中古でAPE100を手に入れましたが、走行距離10000km程度の年式不明車両で、ワンオーナーだった為購入しました。20万円弱だったと覚えております。
しかし、その後ディスクブレーキ化などで余計な費用を掛けたのでディスクブレーキモデルであるtypeDを最初から買っておけばよかったな、と少し後悔もしております。
値段交渉術など
正直、この手の排気量の中古車で値引き交渉はかなり厳しいと思われます。
それでも、お店側で対応してもらえるのであれば定期点検などはちゃんと持っていってあげましょう(笑)
お店選びのポイント
正規代理店や取引件数が多いお店を選ぶこと。車両についての質問にしっかり答えてくれるお店を選ぶことです。
別にバイクに詳しいスタッフが居るところを選ぶ必要はありませんが、コチラ側の質問について「わからない」で済まさず対応して貰える店舗を選ぶと良いでしょう。
ただ車体金額だけが安いお店で、その後のサポートが皆無であればバイクライフを楽しく送れませんので。
<まとめ>
走行距離は少なめで前オーナーの情報など、車両の素性がわかっているものを選ぶことが中古車で損をしない選び方だと思います。
また、良質なスタッフがいるお店には良質な中古車が置いてあるケースは多々あるので、車両探しも勿論ですが、お店探しをしてみるのも良いかも知れません。
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