【TZR50Rのユーザーインプレ】各走行ごとの乗り心地や乗り味を紹介!

今回はYAMAHA TZR50Rの乗り心地についてお話したいと思います。

・バイク自体の乗り心地について

原付バイクを乗ったことがある人にとっては乗り心地が良いと感じたことがある方は少ないとおもいます。

このバイクの乗り心地は特別素晴らしいもの、とは言いづらい部分もあります。しかし前:80/90-16 後:90/90/17というタイヤサイズは原付バイクとしては大きく、同クラスのスクーターと比べて格段の安定性があります。

この安定性は乗り心地に大きく影響しており、運転している時の安心感も大きいとおもいます。

・街乗り時の時はどうか?

タイヤ幅経は細いものの大径タイヤの恩恵は街乗りでも十分に受ける事が出来ます。小さなギャップを乗り越える時の安定性やコーナーリング時の安心感は小径タイヤのバイクに比べ確実に乗り心地は良いと言えます。

・遠出したい場合はどうか?

遠出にはあまり向きません。ライディングポジションがあまり長距離走行に向かないことと、燃費の都合上、200kmほどで給油をする必要があるためです。ライディングポジションは小径タイヤの同クラス50ccミッション車に比べると楽なものの、中型以上のクラスのバイクに比べて窮屈であり、セパレートハンドルであるため楽に走ることは苦手なバイクです。

また原付一種であるため速度制限が30km/hです。幹線道路を走るとついつい超えてしまいそうになるため、とても気を使いながら走らなければなりません。

・高速道路や坂道ではどうか

原付一種であるため高速道路は走れません。遠出した帰りに高速道路を使うようなツーリングには向いていません。

坂道発進は、やはり非力でありますので気軽にクラッチを繋いで発進とは行きませんが、慣れれば意識せずともエンストせず発進できるのでは、と思います。走行中速度を維持して坂道を登るにはギアを1段落とさないと苦しいでしょう。

場所と速度域によっては、そのままのギアではパワーバンドを外れ、1段下のギアを使うとレッドゾーン近くになってしまうという苦しい状況もありますので、悩むシチュエーションもあるかとはおもいます。

・スピードを出したい人にとってはどうか。

直線の圧倒的なスピードを求める方にはあまりオススメとは言えません。非力であり、制限速度の問題もあり絶対速度は期待できません。最高速度は100km/h程ですが、最高速度に到達するためにはそれなりの距離を要します。

近場のワインディングロードを、パワーバンドを維持しながらコーナーリングを楽しむ方には楽しいバイクです。

・ タンデムしたい人におすすめかどうか。

法律上も構造上もタンデムは出来ません。タンデムツーリングがしたいならば原付2種以上のバイクをオススメします。TZR125やRZ125等のバイクであれば同じような乗り心地で、タンデムが出来るとおもいます。

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