1980年代当初、R&が新車販売されている時代、その存在は知っていましたが、街で走っているのを見かけることはほとんどありませんでした。バイクショップでも販売されているのを見たことはありません。
中古車販売店でその姿を見かけたのは、それから10年ほど経過した頃でした。5万円で販売されており、安いことと、新車販売中の時代からその存在が気になっていたバイクであったため、すぐに購入しました。
その時ちょうどバイクに乗っていなかったため、手頃な価格で購入できるバイクはないかと探していたところでタイミングよく見つけたことも、即座に購入を決めた理由です。
R&Pを一言で表すと”面白いバイク”
R&Pは装甲バイクといったイメージのある車体デザインです。カラーもオレンジやイエローに加えて、カーキ色のラインナップがあり(笑)、それもまた装甲車っぽく、おもしろいバイクだとの印象が強くありました。(笑)
実際に乗ってみると、悪路をバリバリと踏み越えて走っていくといったイメージの走行ではなく、他のバイクとそう変わりのないごく普通の走行となりました。日常の街乗りが主でしたので、そのように感じたのかもしれません。
オフロードの走行を試したことはありませんが、一度あのワイドタイヤで山道を走ってみたかったとは思っています。
2年間ほど乗りましたが、なかなか楽しめました。
5速のクラッチ式で、原付であるとはいえオートバイを操っている感覚を十分味わえました。コスパ的には満足のいくバイクでしたね。!(^^)!
サイズ感や馬力は？
車格は大きくもなく小さくもないです。女性が乗っても十分にとりまわしが可能だと思います。
スピードは60kmがやっとというところですね。
馬力は十分にあるのですが、頑丈に作られているだけあって車重も85kgとなかなかのもので(笑)、そのためかスピードの伸びは期待していたほどではありませんでした。(-.-)
車体もエンジンも頑丈なので、メンテナンスはさほど必要ではなかったですね。走行距離に応じてエンジンオイルを交換すればそれで十分でしょう。
R&Pの問題はタイヤ
ワイドタイヤは注文してから取り寄せで入手、そして交換となるわけですが、特殊なタイヤなのでタイヤの代金と工賃とでけっこうな金額がかかったように覚えています。
正確な支払額までは覚えておりません。ただ、購入時の価格が安かったので、トータルしてコスパを考えると高いとはいえません。
あと、手放した後に知ったのですが、このR&Pはタンクやサイドカバーに自分の好みのステッカーなどを貼りつけて、オリジナルの車体デザインにして遊ぶことも可能だったようです。なるほどそんなこともできたのかと、今更ながら感心する次第です(笑)
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