長野のビーナスライン目指してツーリング!宿泊付きでバイク仲間と紆余曲折の旅

2015年の8月、会社の長期休暇を利用して同僚と長距離のツーリングを決行しました。

長野への二人旅、お互い二輪の免許を取得してまだ2カ月足らずの初心者でしたので、慣れない運転にヘトヘトになりながら帰ってきたのをよく覚えています。そんな素人ツーリングの詳細をご説明します。

<ツーリングのコース>

当初の予定は、長野の大自然を感じながら松本市へ向かい、一泊の後に今回最大の目的であるビーナスラインへ進み、長野市方面から帰宅するというルートでした。

しかしこの計画の二日目にちょっとしたトラブルがあり、急遽長野市でもう一泊することとなりました。

私のバイクはSR400、相方のバイクはTW225というヤマハ単気筒コンビで、素人のツーリングには少々心許ないバイク達でスタートしました。当然、オール下道です。

<1日目、松本市まで>

私達は富山県に自宅があり、そこから糸魚川、白馬、大町を経由し、松本へ。まずは糸魚川まで約60km。今までで最長距離を更新した私たちはその時点で早くも疲れの色が見え始めました。

コンビニで小休憩の後、次は「道の駅 小谷」までたどり着こうと決め、再スタート。姫川沿いの148号の一本道、今となっては適度な勾配とワインディングに当時は苦戦しながらも、綺麗な景色に感動しながら到着。

ここまでで既に午前10時スタートから3時間が経過していたことに焦り、夕方までには松本に着きたいと思いすぐ出発。

その後、約80kmの道のりを3回のコンビニ休憩を挟みながらようやく松本のホテルに到着、居酒屋で疲れを癒しました。

<2日目、長野市まで>

さて、ここからが本命のビーナスライン突入です。

若干の疲れを残しながらも意気揚々と松本を発ち、美ヶ原方面からビーナスラインを目指しました。そしていよいよビーナスラインというところで、進むべき道の先に看板が。

そこには「土砂崩れにより通行止め」と書かれていました。私たちは立ち止まり、呆然としました。

一度山を下り、コンビニで作戦会議です。調べると、諏訪から入る別ルートがありましたが、時間がかかるため帰宅が夜中になってしまう。

行くならもう一泊、宿がなければこのまま引き返して帰ろうという2択となりましたが、大型連休の最中、運良く長野市で宿が見つかり、結局諏訪市からビーナスラインへ入るチャレンジが再スタートとなりました。

ビーナスライン ツーリング 宿泊

紆余曲折を経てようやくビーナスライン手前の「霧の駅」へ到着。無事にビーナスラインに乗ることができました。

やはり代表的なツーリングスポットだけあり、壮大な景色が今までの疲れを吹き飛ばすほど気持ち良く走ることができました。

利休庵

ここまでの道のりを考えると、喜びもひとしおでした。ビーナスラインの長い下りの道にある巨大なかき揚げで有名な蕎麦屋さんの「利休庵」で一服。「で、でけぇっ!」。本当に大きかったです。

その後、どっときた疲れと眠気をこらえながら、長野市の宿へ到着。二日目の走行距離は220km(土砂崩れのトラブルでプラス30km)でした。

<3日目、富山の自宅まで>

長野市を出てあとは帰るだけ。上越市までの18号線を約70km、2台の単気筒バイクで爆走(MAX70km/h)しました。広い一本道でとても走りやすかったです。

上越から自宅まで約2時間、スムーズに到着。長距離にも慣れ、この短期間で心なしかツーリングのレベルが上がった気がしました。

3日間の全行程で480km。素人の二人が苦労しながらも楽しくロングツーリングを完走しました。ビーナスラインの絶景は圧巻の一言です。バイク乗りなら必ず訪れることをお勧めします。

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