私の愛車、ホンダ マグナフィフティで福岡から神戸までの長距離ツーリングに行ってきました。
今回はソロツーリングの体験談記事をコラムとして書かせて頂きます。
関門トンネル人道
九州から本州へは関門トンネル人道を通ります。朝6時から夜8時までの運用ですので真夜中に通ることはできません。地下道までエレベータで降りて780mバイクを押して通過します。
半分までは下りですが残り半分は上り坂です。急な坂ではありませんが革ジャンなど着込んでいたので汗が出ました。料金ですが人は無料で原付は20円でした。
山口南警察署
真夜中の2号線を新山口から防府に走っていたら自動車専用道路が現れました。
原付なので慌てて脇道に入りましたが、その後の道順が分からず、2号線沿いの脇道を走っていたところ南若川の堤防が越えられず。。
引き返しましたが道が分からないため近くの山口南警察署に寄りました。
警察官が4人で「一般道は難しいんだよね」と言いながら地図を見ながら説明してくれるのですが、私には理解できずハンドルに付けていたカーナビに道順を入れてもらいました。
夜中の0時ごろだったと思いますが、とてもさわやかに対応して頂き本当に感謝しています。
広島修道大学で大好きな吉田拓郎の歌碑を堪能
まだ暗い朝早く広島修道大学に到着しました。吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」の歌碑があるのです。
私は音楽を聞くときは必ず吉田拓郎さんの曲を聞く無類の拓郎さん好きですので、歌碑を見るのは今回のツーリングの大きな目的でした。
若い時に聞いていたから懐かしいだけではありません。拓郎さんのそれぞれの曲にはとても深いものを感じます。最近よく聞いているのが「知識」です。人間が生きるのは理屈ではなく純粋に生きることを教えてくれます。
歌碑の「今日までそして明日から」は聞き慣れた曲ですが、ライブでは拓郎さんのその時の年齢に合った歌い方と説得力に魅了されるのです。
なお、広島のお土産と言えばもみじ饅頭ですが、「生もみじ」はモッチリ感があってとても上品な食感がありました。
倉敷美観地区
倉敷は古い街並みが再生された美観地区があります。倉敷川を挟み大原美術館などが並ぶとてもきれいな街並みです。倉敷アイビースクエアはレンガの壁がとてもクラシックで夜のライトアップはとても幻想的でした。
倉敷川には街並みがとてもきれいに映っていました。美観地区は一つの町が統一された景観でまとめられていますので写真を趣味にしている人にはとても魅力的な場所だと思います。
児島ジーンズ
国産ジーンズ発祥の地として有名です。約400mのこじんまりとした街並みですが、その歴史は1965年に遡ります。バイクライダーにはジーンズは必修アイテムですしBIG JOHNなどのメーカーの発祥の地だと知ってとても身近に感じました。
ジーンズストリートには洗いざらしのジーンズが干してあったり、丈夫そうなジーンズの生地で作ったバックや手提げなどお土産グッズもたくさんありました。
美観地区のジーンズ店の前にはジーンズ色の肉まんやソフトクリームが外国から来た観光客を喜ばしていました。
姫路城
お城の入門口は大通りに面していてお土産のお店が軒を連ねていました。バイクを駐輪するところが見つからなかったので道路脇で写真を取ろうとしていたら、
「ピクチャー?」
これから金沢の方まで旅行する途中で「日本が大好き」という外人さんが声を掛けてくれて、バイクと一緒の写真を取っていただきました。
姫路城は白に塗り替えられとてもきれいな姿を見ることができました。
神戸異人館
風見鶏の館など明治時代に外国人が住んでいた街並みが今も保存されている地区ですが、見るところが多すぎて時間がいくらあっても足りませんでした。
今度来るときは六甲山にも足を延ばして神戸の街並みや大阪の街の夜景を見たいと思っています。
神戸から戻って関門トンネルの人道を出たところで女の子に声を掛けられ「ホテルの場所がわからない」ということでしたので、カーナビで調べて門司港にあるホテルまで一緒に歩いて案内しました。
今時スマホでも調べられると思われるでしょうが、スマホは使い過ぎで電池切れということでしたのでバイク電源から充電しながら歩きました。
青春18切符があと2回分残っていたので岡山からJRで来たそうです。私が岡山から帰ってきたばかりだと言うとあちこちの観光地の話が合い、ホテルまでの道のりで楽しい時間が過ごせました。車では味わえないバイク旅行の人との触れ合いでした。
コメントを残す