私は毎日通勤でバイクを使っていますが、駐輪場に置いていると時々バイク王が査定額を書いて輪ゴムでハンドルに付けていきます。その査定額は自分の想像をはるかに下回るものですので、バイクの下取り・買い取りは安いものだと思います。
下取りの場合は、購入するバイクの価格に上乗せして下取り額を高く見せるものですが、買い取りの場合は大きく下回ります。
買い取りや下取りをするバイクの相場を下調べしていくらで出すかを予め決めておくのがいいと思います。「OO万円なら出すよ」とはっきり言えることが必要なのです。
セリカ2000GTもっと高く売ればよかった・・
バイクの買い取りに出したことはありませんが、セリカ2000GTを買い取りに出しました。業者が来て「売ってくれ」と来たのがきっかけでした。青空駐車でだいぶ傷みが出てきていましたので、そろそろ手放してもいいかなと思っていた矢先でしたので、50万円でと言われたときにラッキーと思いました。
業者は50万円が限界だと言いましたが、マフラーやバンパー、ソレックスキャブなど、予備のパーツも新品で保管していたものを全部付けて65万でということで売ってしまいました。
すると翌週には168万円で売りに出されてすぐに売れてしまいました。相場も考えずに勢いで売ってしまうと大損する見本です。
高く売るには相場を自分で調べ、ピカピカに磨くことも大切
買取・下取りのコツは相場を調べて自分で納得できる金額を決めておくことです。そして少しでも高く出すためには、最高の状態にしておくことです。買い取り業者は年式やグレード、色で評価額は決まると言いますが、傷んでいるものと良好なものは一緒ではないと思います。
いくらで売れるかが買い取り額の決め手になるはずです。メッキなど光るところはピカールなど使って磨くとピカピカになります。
さび落としのテクニックにはいろいろありますが、台所用のクリームクレンザーをたわしに付けて磨いても落ちます。プラスチックや塗装面をこすると傷が付きますので厳禁です。真鍮のワイヤーブラシで磨いても落ちますが、金属で擦るので傷になる可能性があります。
サンドペーパーなどは厳禁です。ためしにちょっとだけ使っても取り返しがつかなくなります。アルミホイルの表面などのアルマイト仕上げを磨くのも厳禁です。アルマイトは透明の薄い面ですので柔らかな布で優しく拭きあげるだけです。
もし傷を取りたいと思ってもアルマイト面を磨くことはやめた方がいいと思います。表面のアルマイトがはがれて耐久性も落ちてきますし、アルマイト面と剥がれたところの光沢の差が出て見栄えが悪くなります。
以上のようなことに注意して「よく手入れされている」バイクにすることが少しでも高く出すことになると思います。きれいなバイクは自信を持って高値を要求できると思います。
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