自動二輪大型免許が教習所で取れるようになってから、大型バイクに乗ることが増えてきました。
最初のバイクがハーレーと言う人も少なくないです。大型バイクは排気量があり、大きいので、とても見栄えがよいです。
しかし人によっては、パワーを持て余すこともあるでしょう。経済的な負担も少なくありません。
今回は気軽にバイクを楽しみたい人のために、250ccバイクをお勧めします。
Contents
1.250ccのバイクはコストパフォーマンスが高い
公的負担が少ない
いくらユーザー車検が安いと言っても、2年に一度の車検は面倒な物。
250ccのバイクは車検がないので、その分の負担はゼロ。軽自動車税も251cc以上が4,000円なのに対して、2,400円と安くなっています。
消耗品が安い
消耗品の中でも最も高いのがタイヤです。大型バイクのタイヤはハイパワーを受け止めなければならず、リヤタイヤ1本でも、2、3万円の出費になります。
タイプにもよりますが、250ccのタイヤはそこまで高くはありません。交換頻度の高いエンジンオイルも容量が少ないので、大型バイクに比べて安く済ませることができます。
燃費がいい
車体の軽さは燃費に直結。250ccのバイクには、1ℓあたり40㎞近く走るエコなモデルも多く存在するので、財布の中身を気にせずにツーリングを楽しむことができます。
2.車種が豊富
一時は大型車にウエートを置いていたメーカーも、250ccの良さを見直し始めたのか、各社からこのクラスの新車が発売され始めました。
1980~1990年代までは、250ccがバイク業界を牽引していましたので、種類が多く個性豊かなバイクが存在しています。中古車の購入を考えている方のために、その一例を紹介します
2ストロークのレーサーレプリカ
ホンダNSR250R、ヤマハTZR250R、スズキRGV250γなど、サーキットから公道に飛び出してきたような高性能バイクです。
2ストローク車は加速がよく人気がありましたが、排気ガス規制のため消滅。現在では新車よりも高いプレミアが付いている車両もあります。
デュアルパーパスバイク
ホンダAX-1、ヤマハTDR、カワサキアネーロなどの、オンロードとオフロードの要素を合体させたバイク。
「道を選ばないバイク」として発売されたものの、本格的にダートを走るには物足りず、どれもあまり人気が出ませんでした。
スズキSW-1
1992年にスズキから発売されたオシャレなバイク。カラーリングはアイボリーのみで、曲線が美しくグッドデザイン賞も受賞しました。
ただし新車価格が688,000円と高いことがネックになりあまり売れませんでした。レトロ調のフォルムは、いつの時代にもマッチします。
他にもロードバイク、オフロードバイク、アメリカンからビッグスクーターまで、あらゆるタイプがありますし、安い物で10万円台から買うことができます。
大型バイクよりも気軽に付き合える250ccは、ビギナーにもベテランにもお勧めです。
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