現行車両であれば新車での購入が可能ですが、気に入ったバイクが他の年式であった場合、中古車も視野に入れていかなければなりません。
ホンダ・リード100は1998年から2003年の約6年間販売されていました。その為今後の入手経路としては中古車がメインとなってきます。
ただ中古車と聞くと一見「古いから故障が多いのでは?」などなど、不安に思う方もいらっしゃると思います。ですが正しい知識を持って選ぶ事が出来れば、そのバイクはきっと長く愛せるパートナーとなる事でしょう。
リード100の相場は?
具体的な金額としては3万円~15万円とかなりの幅があります。これには色々な条件が加わってきますが、購入するにあたりまずは「どこで買うのか?」というところからになると思います。
大抵の場合は中古車を扱ってる店舗での購入が一般的かと思います。その場合は上記の金額の後半を見て頂いて差し支えないでしょう。
ただ店舗購入の場合は故障やメンテナンスなどアフターケアの面を考えると安心して選べると言えます。
とにかく金額を抑えたいと言うのであれば、オークションなどの個人売買での購入も可能であり実際にかなりの安価で購入する事が出来ます。
しかしその場合には想定外の不良やトラブル等のリスクもある為、初心者の方にはあまりオススメ出来ません。
中古車を選ぶ上でここは知っておきたい
実際に店舗に足を運んで車両を見る際に、リード100のどの部分を見て購入を判断すれば良いのか?という事なのですが、まず最初は何と言っても走行距離です。
やはり相場として多く走っているバイクは安い(そうでない場合もありますが)、少ないものは高いと言う「お約束」があります。なので出来れば走行距離は少ないに越した事はありません。
次にエンジンを実際に掛けてみる事です。これは店舗によって異なりますが、可能であれば遠慮なく申し出て良いと思います。リード100にはキックがありますが、基本的にはセルスタートを利用する方がほとんどだと思います。
そのため購入後にセルの始動性が悪く、やむを得ずキックを使うなんて場面も無くはありません。実際に僕が購入した別のスクーターではありました。出来る限りこの始動性は確認しておいた方が無難です。
国産車であるリード100ではあまり聞きませんが、キャブレーター付近のオイルやガソリンのにじみ等も要チェックです。
これは2ストにはよく有るとは言え、販売している時点でのにじみは見過ごせません。これが後にマシントラブルの原因になる可能性もありますので、是非ご注意下さい。
店員とのやりとりの中で心掛ける点は
どうしても欲しいバイクが決まっていて、目の前に車両があれば「買いたい!」と言う気持ちが勝ってしまいます。そしてそんなキラキラした目を営業のプロである店員は見逃しません。
上記の項目でもお伝えしましたが、まずは自分の中で確認出来る事を全て行う事です。
買う事は出来る。という前提を心に置いて自分の中にある疑問などを店員に投げ掛けても良いと思います。むしろバイクの状態を聞くだけ聞いて、その日は一旦帰る位でも構いません。金額を見ても決して安価な買い物ではないからです。
自身の疑問と店舗側からの説明などを、良く理解した上で購入を決断すべきだと思います。そうでないと稀に悪質な店舗に当たった場合は粗悪な車両を販売された上に大したアフターケアも無い、なんていう事態にも成りかねません。必ず納得いく車両選びをオススメしたいです。
どんなお店で購入すべきか
これは一概に言えるものでは無いのですが、僕としてはまずその店舗で話した店員の「人柄」を重視しています。やはりバイクの良し悪しを見る上で、その店舗で働く店員に注目する事はとても大事な事だと言えるでしょう。
聞いた事に対して丁寧に受け答えしてくれるか?であるとか、欲しいバイクに対しての説明や長所短所を話してくれるか。こういった店舗は信頼に足ると考えられます。単に販売目的の店舗ですと営業は掛けてきますが、質疑応答の面でやや弱さを感じます。
店舗から見てお客さまを大事に考えてるところは、販売車両もまず間違いない物が揃っています。全てではありませんが、長い目で見ればそういった店舗での購入が無難であると言えるでしょう。
購入にあたり中古車の細かいチェック項目を挙げていけばキリがありません。ですがそんな中でも特に店舗との付き合い方であるとか、自分のこだわりたい部分の項目を第一に考えて購入にあたるのが大事な部分だと感じます。
そうした事が自分の中での一台に出会える、近道であると僕は考えています。どうか皆さんが良き車両と出会える事を心からお祈りしております。
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