僕は普段ホンダ・リード100を主に通勤に利用している為、購入時もやはり乗り心地に注目して選びました。
選んだ理由としては他のスクーターと比べて厚みのあるシートと、足置き場のゆったり感です。
リード100は足置き場を広く取ってあるので、場所を自由に使う事が出来ます。またシートに関しても面積が広い為に疲労が少なく、とても乗り心地が良いです。
乗り味に至っては2ストバイク特有の鼓動感やエンジン音など、4ストバイクには無い独特のテイストを味わう事が出来ます。
リード100のポジショニング
僕はリード100を通勤の足として利用しています。片道の時間としてはおよそ30分から40分の間でしょうか。この時間の間はほぼ寄り道をする事なく、職場までノンストップで走っています。
ですが今まで朝の通勤時にこのリード100の運転で、「疲れた」と言う事はありませんでした。その理由の一つとしては乗車時のポジショニングにあります。
まずリード100のハンドルなのですが、通常のスクーターに比べて幅が広くなっている為、取り回しが良くゆったりと乗る事が出来ます。
次にシートですが非常に面積が広く取ってあり、お尻への負担が軽減されているので疲労感を感じる事がありません。やはりシートが固い事や狭いなどの場合、腰や無意識の内に身体への疲労が溜まってしまいます。
また乗車時の足を乗せた状態に関しても、よほど足の長い人でない限りストレスを感じる事なく乗車する事が出来るでしょう。
足置きの場所は真下と前方にもある為、気分に合わせて乗り心地を変えていく事で飽きる事無く運転を楽しめます(^^)
市街地を走った場合
通勤以外にも休日の日に市街地にリード100で走る事がありますが、やはりその軽快な乗り味は大変重宝しています。休日の市街地での渋滞に悩まされると言う事が無いというのが理由のひとつです。
リード100の車体は他のスクーターに比べて、やや大きい設計になっています。ですがその分の乗り心地を重視している部分では「有り」だと感じています。
車体が大きいイコール「すり抜けが厳しいのでは?」と感じますよね?
答えは否です。これが想像以上に狭い所をスイスイ行ってくれるので、大型トラックの横なども平気ですり抜ける事が出来ます。
ただミラーに限ってはオーナーの方によって好みがあり一概には言えませんが、もう少し狭い位置の方がより円滑に運転に集中出来るかも知れませんね。
リード100の最高時速は?
2ストのバイクは基本的にスピードを出してあげないとダメなのはご存知ですか?
4ストのエンジンと違って、2ストのエンジンはガソリンとエンジンオイルの二種類を燃焼させる事で走っています。そのためエンジン内やマフラー(チャンバー)にカーボン(ガスやオイルの燃えカス)が溜まりやすくなります。
さすがに法定速度を超えて走らなければならない、という話しでは無いのですが、ゆっくり走り過ぎてもあまりエンジンには宜しくないと考えられます。
あまり大きな声では言えませんが、私はリード100で最高で85キロを出した事があります。スクーターとしては十分なスピードですね。
なので安全運転や法定速度を守りつつ、それでも尚スピードにも興味があるという方にはこういったリード100をはじめ、2ストバイクの乗り味はオススメ出来ると言えますね(^_^)
タンデムした時の感触は?
これは個人的な感想になるのでオーナーの方によっては様々だとは思いますが、リード100のタンデムは少々パワー不足な感じがありました。
タンデム時の条件にもよるのですが、僕の体重は約60キロです。タンデムの方が女性であればそこまで問題は無いのですが、男性ともなれば総重量は100キロを超える場合が出てきます。
さすがに排気量が100ccと言えども、100キロを超える重量を難なく走行するのは至難の業だと言えます。
実際に僕の友人を乗せて走行した時などは、走り始めのもたつきや加速の遅さなど明らかなパワー不足が見てとれました。
決してタンデムが不可能というお話しではなくて、普段よりは多少運転の仕方を変える必要性が出てくると考えて頂ければ幸いです。
やはりトルク面を考えるとこういった場面では4ストバイクに分があり、加速重視の2ストバイクにはある意味宿命めいたものがあると言えます。
そういった意味ではタンデム向けのバイクとしては4ストバイク(ヤマハ・シグナス等)の方が、よりストレス無くタンデムを楽しむ事が出来るかも知れませんね。
ただスクーターが4ストになったのはごく最近の話しです。それまでは皆さん(僕を含め)全員が2ストのスクーターを利用していましたので、最初は慣れない部分もあるとは思います。
ですがタンデムを含めて2ストならではの乗り心地や乗り味を、慣れてくる事でとても楽しいバイクである事に気付けます。是非2ストスクーターを体験してみて下さい。
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