ホンダのCBR600RRの中古車購入時に気をつけておきたいポイントをご紹介します。
中古市場でも人気のCBR600RRですが、どういったところを見て購入すれば損すること無くコンディションの良いバイクが手に入るのか、筆者の経験を交えてまとめていきます。
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現在の中古相場
大きく分けて2種類のモデルが存在します。
- PC37 ~2006年モデルまで
- PC40 2007~現在まで
また、年式によって同じ型式でも形が変わっている物があります。
しかし、エンジンのベースはこの2種類になりますので、まずここでどちらが良いかを選んでおくと中古探しをしたときに絞り込みやすくなります。勿論、高年式のCBR600RRの方が軽くてパワーがあります。
Goobike調べの相場ですと
- PC37:50万~70万円
- PC40:70万~100万円 ほど
やはり人気車種ですので、中古市場は潤ってはいますが相場は下がりにくい状況のようです。逆にいってしまえば、乗り換えるときも高額での買取が期待出るという事でしょう。
中古車購入前に確認しておいた方が良い点
まずは基本中の基本ですが、年式・走行距離・前オーナーの乗り方などの情報です。これらがはっきりしている車両を購入すると良いでしょう。
CBR600RRはさまざまな使われ方を「されやすい」バイクです。それほどまでに懐が深く、サーキットを走らないユーザーも多く購入をします。それゆえにSSながらも走行距離の多い車両も多く見極める必要があります。
ポイント1.過走行ではないか?
押さえておくべきポイントとしては「過走行ではないかどうか」です。
どれくらいから過走行と言えるかと言いますと、30000kmを目安にすると良いと思います。30000kmも走行していると相当疲弊したバイクの仲間でしょう。(SSであれば)
ただ、30000km以上の走行距離でもしっかりとした整備記録やメンテナンスが行き届いている場合は別です。しっかりと定期的なメンテナンスが施されていれば、まだまだ走れる走行距離でもあることを覚えておくと良いでしょう。
ポイント2.前オーナーの乗り方はどうか?
もう1点、前オーナーの乗り方などの情報です。
よくワンオーナー車、とうたっている中古車はありますがこういった中古車は狙い目です。素性がはっきりしているケースが多いので、不具合などが起こりにくく今後も維持していきやすいでしょう。
特に使い勝手の良いバイクでサーキットなどにも駆り出されている場合もありますから、ワンオーナーで素性がハッキリしているに越したことは無いでしょう。
もう1つ付け加えるとすれば、フルカウルバイクですのでカウルのカラーリングやデカールが気にいるかどうかも重要です。オールペンやカウルを後から買うと結構しますので…(笑)
値段交渉術など
中古市場に結構出回っている車種でも有りますので、他店の情報などを持って交渉するともしかすると安くなるかも?です。
ですが、バイク屋さんとのお付き合いもありますので過剰な値引きは期待せず、購入する意思をしっかり見せて初回のサービスなどをお願いする方向に落とし込むとすんなりしてくれるケースがあります。
過剰な期待は禁物ですよ!笑
お店選びのポイント
正規代理店。特にホンダドリーム店に行くべきです。
ドリーム店ではホンダの車両をフルラインナップで販売しているほか、専門知識豊富なスタッフが点検をしてくれる為、定期点検などでお任せしていても安心できるお店が多いからです。
<まとめ>
年式によりエンジン型式が変わるため、どちらのモデルを選択するかによって値段は大きく変わってきます。
とにかく安く!というのであればPC37を。軽くて速い方を!というのであればPC40を検討されることをお勧めします。
中古市場にたくさんあるバイクですので、どれが好コンディションなのかを見極めより良い中古車に巡り合ってください。
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