【総合評価】ホンダ CB400Fの魅力をユーザーが詳しくレビュー!

私はSR400からの乗り換えで、ホンダ CB400Fを新車で購入しました。

1年半乗って、現在までに感じたこと、かかった費用などを書きます。また評価すべき項目は5段階評価しています。

購入前の第一印象と実際に乗った後の感想

購入前する前、3回CB650FとCB400Fに試乗して、最終的に選んだのがCB400Fでした。ネイキッドのクセにCBR400Rからカウルをとっぱらっただけなので、足つきがあまり良くなく、ハンドル切れ角も少なく始めは不満が多かったです。

また、SR400に2年間乗っていたのでエンジンを高回転回す乗り方にもなれておらず、これではSR400の方がいいのではないかと思いました。

ただ、一年乗り、タイヤを換えると圧倒的にSR400より速くタイトな峠も走れるようになり、現在では手足のように扱えるようになり、気に入っています。評価は5です。

消耗品費・維持費

プラグ交換はとても交換しにくいので車検毎に新品にしてもらうといいでしょう。あまり交換しなくても良いためか、初めからイリジウムプラグが入っています。

タイヤは10,000kmから20,000kmで交換となります。前後同時交換でタイヤ代、工賃込で33,000円くらいです。チェーン・スプロケは走り方に大きく左右されますが、35,000km前後で交換となります。

費用はチェーン、スプロケ3点同時交換で15,000円プラス工賃10,000円の合計で25,000円ぐらいです。オイル交換は3,000kmに1回、2回に一回はオイルフィルターも交換となります。

追加オイル容量はそれぞれ、2.2ℓ、2.3ℓです。オイルは1ℓ1,000円ちょっとで十分です。オイルフィルターは600円くらいです。

ブレーキパッド交換は走り方に大きく左右されますが、30,000km前後で交換、前後工賃込11,000円で(パッドが前後で6,000円くらい)前後くらいでしょう。2年に1回ぐらいエアクリーナーを掃除してやるといいでしょう。評価は4です。

修理、定期点検

定期点検は特に必要ではないですが、冷却水がも漏れることが多いですので1年に1回は継ぎ足してあげましょう。

また、心配ならオイル交換をバイク屋に任せて、その時にでも、見てもらうと良いでしょう。評価は4です。

カスタム

私は、リアキャリアを付けてGIVIの箱を付けていました。リアキャリアはキジマ製でしたが、12,000km/h走行時点でキャリア本体の取り付け部分が金属疲労で逝きました。

また、USBケーブル、ETC、モリワキのスリップオンマフラーを付けています。パーツはCBR400Rから色々出ているので、評価は4です。

軽自動車税、自賠責保険料、車検

自賠責は2年後で13,640円ですが、車検の際に一緒に払います。

車検は、交換パーツが無く、ユーザー車検をしたら19,770円です。軽自動車税は1年に6,000円です。評価は4です。

任意保険料

月々3,000円払っています。年間では36,000円です。評価は3です。

装備品

液晶スピードメーターが付いていて、時計、トリップA・B、瞬間・距離制の燃費計、オドメーターがついており便利です。盗難防止にHISSがついています。

また頑丈なグラブバーが付いています。ヘルメットホルダーが付いていないのが要注意です。別途後付で買う必要があります。リアサスペンションにはプロリンクサスが付いています。

足つき

私は身長171cmですが、両かかとはつきません。ただの400ccネイキッドだと思っていたので、初めはびっくりしました。

おそらく身長165cm以上からのバイクだと思います。シートがスリムでこんな状態なので、コーナリングはよく曲がります。評価は4です

取り回し

普通のネイキッドを乗っていた人は、CB400Fは、CBR400Rと同じ車体なので、ハンドル切れ角が少なく、二気筒なので、始めは苦労するかもしれません。

低速ではCB400Fはあまり滑らかなエンジンとは言えません。ただ、バーハンなのでスーパースポーツよりは断然取り回しはいいです。評価は4です。

走り街乗り、高速域、遠出、タンデム

CB400Fはストリートファイターなので街中で不便することはありません。速いです。ただ、スピード出し過ぎは危ないので気を付けましょう。

高速域はどうしてもCB400SFと比べてしまいます。SFが180km/h走っている状態とFが150km/hで走っている状態が、同じくらいです。つまり、シャシーがSFに比べ高速域で弱いです。低・中速の峠ではCB400F(タイヤ交換後)の方が速いと感じます。

タンデムは、できればしたくないです。それぐらい乗っていて楽しいバイクです。SFの方がタンデムもしやすいです。評価は4です。

燃費、燃費向上のためには

燃費は30km/ℓ前後です。飛ばしたら25km/ℓぐらいです。ツーリングで35km/ℓでたことがあります。

ツーリングなどでアクセルをなるべく一定で、下道なら60km/h、高速で100km/h巡航すれば、運転すれば燃費は良くなるでしょう。このあたりがSFからの正常進化だと思います。驚異の燃費です。評価は5です。

寿命

オイル交換をしっかりして、おとなしく走れば100,000km走ります。ただ、5年も乗ったら、もっといいバイクが出ている気がします。

車体価格

680,000円乗り出しで購入しました。CB400SFが乗り出し900,000円ほどすることを考えると安いと思います。

満足度

驚異的な燃費の良さ、コーナリング、見た目、値段など総括して大満足です。評価は5です。

中古車購入時の注意点、現在の中古相場

中古市場では現在価格が下がっています。上玉でも買い取り値段20万円からで、人気がないからだと推測されます。

ですが、売られている車体の値段は40万円から50万円しますので、覚悟して買いましょう。

値段交渉術

不人気車なので、安く売られているかもしれませんが、消耗品をきっちり確認し、値引きのネタにするのがいいです。

お店選びのポイント

DREAMホンダがおすすめです。またそれ以外のホンダの店でも、家から近く、中古が置いてあるのならいいかもしれません。

私もDREAMホンダで買いました。理由は試乗ができたことと、整備、応対がきちっとしていて気持ちがいいからです。

まとめ

このバイクの最たる特徴は驚異的な燃費とその割にスポーツ走行が損なわれていない点にあります。

純正タイヤがあまり攻撃的ではないのですが、交換すると豹変します。ただ、免許のため、バイクを傷ませないためにもツーリングタイヤでのんびり走るのがおすすめです。

本来500ccで海外戦略車を400ccにして日本で売る、廉価品バイクと言われそうですが、まさに現代の技術の粋を尽くした感があります。

それは、燃費のよさとエンジンの中回転いきからの加速の両立です。パワーもたった46馬力ですが、2速で100km/hでます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です