【ユーザーインプレ】ハーレー XL883Nの乗り心地や乗り味はどう?

今回は私が所有するハーレー スポーツスター XL883Nの乗り心地や乗り味について、ユーザーインプレッションを紹介したいと思います。

これからハーレー、そしてXL883Nに乗りたいと考えている方向けに少しでもリアルな情報がお伝えできるよう書いてみましたので、最後までご覧頂けると嬉しいです。

乗り心地や乗り味について

私が初めて2014年式のハーレー スポーツスター XL883Nに乗ったときの感想は「1足から2足での低速のひっぱりがとても力強いな」、と思いました。

ハーレーの中では883ccという小さい排気量ですが、低速ギアでひっぱって徐々にギアを上げていく時もしっかりとした加速。回転数も小気味良く上がっていきます。

私はインジェクションチューンが施されている車体だったのもありますが、アクセルをひねるとテンポもズレることなく、ひねっただけ加速していく感覚です。

XL883Nは重さと軽快さがどちらも楽しめるので、どちらかというと長距離ツーリングよりは街中などのスタートストップの多い環境に適応しているように感じます。

長距離のツーリングは?

全体的に固さが目立つサスペンションのせいか、ちょっと荒れた道や、少しの段差などでお尻を突き上げるような衝撃がきます。

私はツーリングで遠出をすることが好きなのですが、この衝撃のせいか長時間乗っているとお尻が痛くなってくるのでこまめな休憩がかかせません^^;

私はまだ乗ったことはないのですが、2016年式からはリアサスやフロントフォークのダンパーなどに改良が施されているようなので、きっとそちらの方が乗り味はマイルドになっているんじゃないかと思います。

峠道・山道での走行は?

私の住んでいる地域は山道が多く、バイクで走るのにちょうどいい峠道も多いです。勾配の急な道もあるのですが、XL883Nでは上りにパワー不足を感じることはありませんでした。

ただ、最低地上高が低いため、カーブのするどいワインディングでは、車体を寝かせるとそこまで倒してると感じる前にステップのバンクセンサーをガリガリと擦ってしまいます。

スポーツ走行には不向きだけど、アウトインアウトでスピードを調整さえすればスムーズに曲がれました。

高速道路での走行はやや難あり

唯一、パワー不足を感じたのは高速道路での走行時です。

走行車線から追い抜きのために加速するときは、一拍遅れて加速していくような感覚でした。同じスポーツスターの中でも1200ccであれば、もっと余裕のある加速ができるのではないかと思います。

一般道での走行であれば、883ccでもまったく問題ないくらいです。私としては、高速道路よりも一般道を走ることの方が好きなので883ccはちょうど良かったなと感じています♪

タンデムツーリングの乗り心地は?

XL883Nはもともとソロシートが純正です。もしタンデムツーリングを前提に検討中の方には、私は別の車種をおススメしたいと思います。

もちろんシートを変更すれば乗ることはできるのですが、前述した通り2016年式以前はサスペンションが固いので、タンデムシートに乗った人はお尻が痛くなると思います^^;

ソロですら1日に150km以上のツーリングだとお尻が痛くなるので、後ろに乗る人はより痛くなってしまうのではないでしょうか。

もしタンデムツーリングを快適に走りたいのであれば、もっと大きいソフテイファミリーなどの方がパワーの乗り心地も良いかもしれません。

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