どんなバイクでも、購入する際には新車を買うか中古車を買うかという選択があります。中古車を買う理由には幾つかありますが、主に、予算、好きな形式、色などでしょう。
ここでは、ホンダ CB1300SBの中古車を買う場合の選び方や注意点について解説します。
ショップ選びのコツ
中古車を選ぶ第一歩は、ショップ選びです。
バイクショップを大まかに分けると、個人経営店、全国に支店のあるチェーン店、メーカー系列店に分けられます。これらのうち、どれがいいかは一概には言えませんが、それぞれメリットとデメリットがあります。
個人経営店は、中古車の数や種類は少ないですが、職人気質の店主が細かい要望やカスタムの相談に乗ってくれるメリットがあります。
全国展開のチェーン店は、中古車の数や種類が多い、ツーリング先で故障しても近くの支店から引き取りに来てくれる等のメリットはありますが、同じ車両ならメーカー系列店より高いなどです。
メーカー系列店は、アフターサービスに安心感はありますが、当然ながら他メーカーのバイクは扱っていないか、ごくわずかしか置いてありません。
気に入ったバイクがあるかどうか、ご自分がイメージするバイクライフにマッチするかどうかから選べばいいと思います。
バイクを選ぶときのチェックポイント
気に入ったバイクがあれば、最低限エンジンをかけてみたいものです。
リッターバイクは、レース等に使わない限り、あまりエンジン回転を上げませんから、異音やオイル漏れがない限り、あまりエンジンは傷んでいないと思っていいでしょう。
それより、重い車体がダメージを与える部分をチェックしたいものです。それは
・センタースタンドをかけて、ステアリングの中立性と引っかかりを確認
・タイヤの片減りがないか
・スイングアーム付け根のオイル漏れ
・エンジンのオイル漏れ
・立ちゴケの傷
などです。これはほんの一部ですが、不安があれば、バイクに詳しい方に一緒に行ってもらうといいでしょう。
CB1300SBは車重がありますので、立ちゴケしたときのダメージが意外に大きいです。ハンドルがわずかに曲がる、カウルにひびが入る、マフラーにすり傷ができる場合がありますから、これらもきちんとチェックしましょう。
中古車のメリット
予算にもよりますが、できれば走行距離5,000km以内の中古車を選びたいですね。理由は、エンジンばかりでなく車体も、走行距離に応じて劣化するからです。
しかし中古車の最大のメリットは、マフラーやハンドルなど、自分で好きなパーツが既に装着されていることでしょう。社外マフラーは高いものでは、30万円前後するものもあります。
そう考えると、中古車は案外お買い得であるとも言えます。
購入時は交渉もしてみよう!
また購入するにあたっては、なるべく他店の価格を出して交渉するのがいいでしょう。もちろん全く同一条件の車両は滅多にありませんから、近い状態の車両価格を持ち出して交渉するのです。
価格交渉に行き詰まったときは、ウェアをサービスしてもらう、あるいは一度引き下がって後日出直す、などの方法もあります。
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