【徹底解説】CB750の年間維持費|各費用ごとの目安を把握しよう

ここでは、ホンダ CB750Fを所有していた筆者が、その維持費について記述します。

ただし、製造から約30年を経過した現代においては、さらに費用がかかると思いますので、その点だけご留意ください。

必ずかかる費用

以下、2016年現在における維持費について考えてみます。

① 法定費用

必ずかかる費用の代表は、車検代ですね。年間トータル額を考えてみます。

○内容 金額

・軽自動車税:4,000円(2年なら8,000円)
・自賠責保険料:13,640円(2年分)
・車検 重量税:4,400円(同上)
・印紙代:1,700円(同上)

合計:27,740円

1年にならすと、約14,000円となります。

② 消耗品

バイクは、走れば当然ガソリンを消費しますし、定期的にオイル交換もしなければなりません。

・ガソリン代: 約72,000円
(1ヶ月1,000km走行、燃費20km、ガソリン1リットル120円と仮定)

・オイル交換:約16,000円
(上記走行距離で、3,000キロごとに4リットル交換、1リットル千円と仮定)

③ その他消耗品

その他、走れば必ず消耗する、あるいは必要なものとして、ブレーキパッドとチェーン、チェーンオイルがあります。それらで約1万円と仮定します。

すると、合計で、14,000+72,000+16,000+10,000=112,000円

結果は11万円となりましたが、いかがでしょうか。でも実際は、任意保険に加入するなど、もっとかかります。

任意保険

私が入っている任意保険は、

・対人賠償 無制限
・対物賠償 無制限
・搭乗者保険 300万円
・無保険者傷害特約 2億円
・自損事故傷害特約 2,000万円

です。

今はインターネット申し込み割引や無料比較サイト等もあります。是非利用して、なるべく安くしたいですね。

カスタム・ツーリング費用等

1970年代のバイクは、現代のバイクと比較して、フレームやフロントフォークの剛性が低いです。

それでハイスピードコーナーリングをしたり、急激なブレーキングをしたりすると、それらがよれて怖い思いをすることがあります。その対策として、フロントフォークスタビライザーをつける方もいます。

また、ノーマル以上に太いタイヤをつけると、フレームにかかる力が増しますし、バンク角が変化したりしますから、注意が必要です。

・ツーリング費用

CB750Fだからと言って、特別の費用は要りません。

まとめ:平均は月額2万円程度

これらを総合して考えると、高速道路を使用して月平均1,000km乗る場合で、平均2万円前後が実際の維持費ではないかと思います。

ただし旧車ですから、もしも故障したときのことを考え、純正パーツが製造されているかどうか、リペアパーツの入手先があるか、ツーリング先でエンジンが止まったときはどうするか、などについて、通常から対策をしておきたいものです。

一番いいのは、エンジンを分解して整備できるテクニックと知識があることですが、そうでない場合は、信頼のおけるショップといい関係を築いておければベストですね。

(画像出典:バイクブロス

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