今回は2ストスクーターのロングセラーであるホンダ リード100の総合評価を所有者の私からご紹介したいと思います。
2ストのバイクに興味を持っているんだけど実際にはどんなバイクなの?と様々な疑問を持つあなたに、今回は入門編として、リード100の魅力や乗り味などをお伝えします。
ホンダ・リード100とは?
私が所有するリード100は、今から12年ほど前に新車で購入しました。
使用としてはリードシリーズの三代目後期型になっており、排出ガスの規制に対応したモデルである事の他に、キーシャッターのマイナーチェンジなども装備されています。
この当時ではスクーターも4スト時代を迎え始めていて、2ストのリードとしてはこのモデルが最終型となっています。
今日に至ってはインジェクションや4ストのスクーターが当たり前の中で、是非今一度2ストのスクーターの魅力をお伝えしていければと思います。
気になる購入費は
まず新車の購入金額ですが、当時は諸費用込みでおよそ25万円ほどでした。
上記にもありますが4ストのスクーターが出始めていた事もあり、バイク店としては早々に売り切りたい商品だったのでしょうね。おかげで無料でサイドスタンドを付けてもらえたり等で、微々たるものですがサービスして頂きました。
金額的には現行販売の車種と大きな差は無いようにも感じます。ただ狙っている車種の購入テクニックの一つとしては、こういったモデルチェンジの時期などを予め雑誌などで調べておいて、底値のタイミングで購入するのも手かと感じます。
2ストバイクの燃費はどうなのか?
私は普段通勤でこのリード100を利用しています。自宅から職場までは約30分ほどで、距離にするとおよそ20kmになります。この距離を毎日往復しているのですが、ガソリンはと言いますと週に一回入れるか入れないかです。
燃費としては一日40kmとして週に5日で計算しても、1リッターあたり約33.3kmは走る計算になります。実際にはもう少し伸びますので35kmは走ると考えられます。
現行販売されている4ストのスクーターに比べれば少々燃費は落ちますが、年式や2ストである条件から考えればかなり低燃費である事が伺えると思います。
リード100は乗りやすい?
乗り心地としては非常に良く、まずシートの面積が広い事でおしりが痛くないことが好印象です。
またシートの中のアンコも十分な量が有る為、通勤以外のちょっとしたプチツーリングにもオススメできる車種であると言えます。
コーナーリングでの車体のバンクもスムーズに行う事が出来て、2ストならではのスポーティな走りを楽しむ事が出来ます。
車体の軽さに加え三代目に装備された、コンビブレーキによる前後輪連動の制動性が自由にスピードを操る事に貢献しています。
長く付き合えるバイク
総合的な評価となりますが、私個人としてはとても乗りやすく機動性の高いバイクであると感じております。
また2ストならではの加速性能も十分楽しむ事が出来て、4ストのスクーターしか経験が無い方が乗った場合、また違った世界を体感出来ると思います。
ただ排ガス規制後のモデルで、三元触媒内臓マフラーを搭載してはいるものの、どうしても2スト特有の排気ガスは払拭しきれないものです。
新車時は設計当初の標準値をキープしつつも、マフラーの経年劣化に伴なう事で徐々にではありますが、排気の煙や白煙などが増えてきます。
しかしこれも2ストの『味』と理解された上で、長く愛していけるバイクであると私は感じます。このリード100のご購入をご検討されている方には、是非オススメしたいバイクです。通勤にプライベートに、あなたのパートナーとして活躍してくれるに違いありません。
以上が私のリード100の総合評価になります。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
コメントを残す