この記事は私、59歳マグナ50ライダーのツーリング体験談コラムになります。
先日福岡から鹿児島、宮崎とロングツーリングを楽しんで来たので、『福岡〜鹿児島〜宮崎ツーリングシリーズ』と称して紹介していきたいと思います。
今回は第二弾、鹿児島の開聞岳〜知覧までの道のりです。
鹿児島湾沿いを颯爽と走る
鹿児島から指宿までは桜島の噴火が心配でしたがこの日は穏やかでした。鹿児島湾沿いを走っていると自転車旅行をしている女の子を追い越しました。10代の可愛い子でしたが、随分日に焼けていました。
どこから来たのか、湾沿いは平地ですがそれまではとてつもない山道もあったと思います。いくらサイクリング車でもたくさんの荷物を乗せた女の子がペダルを漕いで遠く鹿児島の地まで走るのですから本当に尊敬します。私にはできないと思い尊敬の念を込めて手を振りました。
バックミラーでにっこり微笑んで手を振り返してくれたのを見て、触れ合いが嬉しい一瞬でした。
長崎鼻の灯台からみる開聞岳は本当に富士山のようです。夕日が沈む開聞岳を見たくて福岡から来たのです。露天風呂から沈む夕日と開聞岳が見られる「たまて箱温泉」が有名です。
開聞岳側と山側がありますので、開聞岳を見たければ、女性なら奇数日、男性なら偶数日に行けば見られます。今回は長崎鼻から沈む夕日を写真に撮りたくて露天風呂には入りませんでした。
ヘルシーランドで夕ご飯を食べる
近くのヘルシーランドにあるレストランではカツオのたたきがおいしいと聞いていましたが、この日は定休日で残念でした。
夕ご飯は枕崎の「食工房『彩』」で空揚げ定食を食べました。ボリューム満点でおいしかったので次の機会には魚メニューを食べてみたいと思います。
朝一で知覧の特攻平和記念会館へ
朝一番に知覧にある特攻平和記念会館に行きました。中に入るとゼロ戦の残がいや操縦席など航空機部品の数々、飛行服やヘルメットなどの遺品、遺書がたくさん展示されていました。
「おにいちゃんはお星さまになって空からいつもOOちゃんを見守っています・・・」
妹に宛てたお兄ちゃんの手紙を読んで涙がこぼれました。大事な家族や恋人を守るために自分が死ぬことは怖くないと自分に言い聞かせ若者たちは敵艦に突っ込んでいったのです。
特攻平和会館が「特攻を美化するものだ」と非難を受けたことをニュースで見ましたが、美化ではなく決して繰り返してはならない悲惨な戦争の実態を次の世代に残す大切な遺産だと思いました。
宮崎の恋ヶ浦で野宿したら朝起きてびっくり!
宮崎の恋ヶ浦ではたくさんのサーファーがサーフィンを楽しんでいました。この日道の駅「フェニックス」に休憩用のテントが張ってあったのでそこで寝ました。
夜中に着いたので周りがどんなとこか分らずに寝ていましたが朝になってびっくり。海岸を見ると美しい日の出でした。わざわざ日の出を見に来ている人もいました。
この話を友人にしたところ、「よくそんな何もないところに寝られるね。怖くない?」と・・。
確かに夜中に若者がバイクで集まり騒いでいましたが、道の駅ですから人も集まるだろうと特に気にもしていませんでした。
言われてみれば、寝ていて「キャー誰か寝てる」とか言われましたし、暴漢に・・・という可能性がないとは言えませんので、何もないところにザコ寝はやめた方がいいかなと思いました。
お土産はエビ塩パイとマンゴケーキを買って帰りました。家内はおいしいと言っていました。
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