私はバイク歴が31年となり、思い起こせば数多くのバイクと出会い、そして別れてきました。
その別れたバイクの多くは下取りとなり、次のバイクの礎になりましたが、そうではない別れとしては業者による買い取りや廃車があります。
バイクを買い取ってもらう場合は、私が複数台所有していたバイクの中の一台を諸事情により手放す必要性があったことからと言う事です。
今回はそのような私の体験を書きます。
ケース1:カワサキ KDX250SR
・買い取り査定をして貰った車両:カワサキ KDX250SR初期型
・売却の理由:複数所有中のバイクの整理
当時は三台所有していましたが、任意保険の安い原付二種を優先して残しました。
インターネットで検索をした業者に買い取りの依頼をしました。大手買い取り業者ではなく、私の住んでいるところの近くのオフロード系の業者のほうが高く売れるかなぁと言うのが選んだ理由です。
KDX250SRは主にオフロードのコース走行に使用していました。
初期型の重戦車のような直進性はコーナリングが悪く人気が低い上に、コース走行と言う事も有って大手量販店では買い取りを拒否された上での事でした。
状態は転倒による傷が多く、車体の細部にまで泥が入っているモノでした。
買い取り査定額は、大手量販店では「判定不能」とのことでしたが、5万円で買い取って貰えました。
販売後に思ったのは、諦めていた車両が売れたと言う事で安心したことと、少しでも査定額が上がるように高圧洗車場でしっかりと泥を落として磨き上げたら良かったな、でした。
ケース2:スズキ GSX250カタナ
・買い取り査定をして貰った車両:スズキ GSX250カタナ 赤&銀
・売却の理由:パートナーの車両であるが、育児によって乗れなくなったため。
手放そうと決断した理由は育児です。
バイクに乗る暇もない様子で、駐輪所で徐々に傷んでいくカタナが可哀想になったから決断しました。
また、育児用品にお金が掛かったのでいくらかでも査定が付いたら助かるという思いもありました。
まず最初に買い取り査定をして貰ったのは、そのカタナを買ったスズキのショップでした。
バイクは年に数回しか乗ることが無くなったためにタイヤの空気も減っていて全体にホコリっぽく、フロントフォールのオイル漏れを起こしている状態でした。
そのショップでは3万円の査定額と言われると共に、「他でも値段を聞いてみたら良いよ」と言われたので、そのショップの近くの大手量販店で査定額を聞いてみますと1万円とのことでした。
これくらいの金額ならば、車庫で保管をしても良いのかな、とその日は一旦帰宅をしました。
そうして数日が経った頃、バイク雑誌を読んでいましたら、どのような車両も高価買い取りと書いている広告が載っていましたので、インターネットのホームページで車両状態を書き込んで査定をして貰い
ました。
しばらくして電話があって、状態次第だが4〜15万円と言われましたので、自宅の駐輪場に出張査定に来て貰いました。
査定スタート時は走行距離などから換算した最高額の15万円から、車両の不具合などで金額が引かれていくと言う感じのシステムでした。
フロントフォールのオイル漏れやタイヤは交換の必要があるなど、色々と査定が進んでいき、結果として最初に提示されたのが4万円でした。
それでは駐輪場に留め置いて、自分が乗れば良いかと思いましたが、そのように業者に話すとその場で少し値段が上がりました。
そうして、上がった値段でも自分の最低ラインは到達してなかったので断ると、結果としては5万5千円での買い取りとなりました。
後で思ったのは、せめてタイヤに空気をしっかりと入れて磨き上げたら良かったと言う事です。
査定額を上げるコツ
僕がこの時に体験した査定の方法は基本査定額からマイナスを出していき、その結果としての買い取り
価格提示方法でした。
こう言う場合はきっと、買い取り査定前に自分でバイクを出来うる最高に綺麗にする事をすれば少しは査定額が上がった思います。
傷んで見えるモノは例え外見だけでも、値段を引かれる理由になるのだなぁと思いましたし、こちらとしてもその値段の提示を呑むしか無くなると思いました。
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