モトクロスレースの体験談|全日本選手権に参加して感じる楽しさとは

近年は子供が出来たこともあり年に1〜2回しかレースに出場しなくなってしまったのですが、毎年1回全日本選手権に出るようにしています。昨年出場したのは全日本選手権の最終戦のみでした。本当はもっと出場したかったんですが、仕事の都合とバイクの都合で1戦しか出ることができませんでした。

バイクへのこだわりからエントリーを選ぶ

私が出場するバイクは10年前のホンダ2ストローク125ccで、今やホンダ車の2ストで出場しているのは私だけです。10年の間にマシンは4ストロークが主流になり、キャブレターからインジェクションに、サスペンションもエアサスにと物凄く進化しています。でもやっぱりバイクは2ストロークだと思うので今も乗り続けています。

昨年は10年乗り続けたからかバイクが壊れました。最初はミッションの2速ギアが欠けたのでギアのみ交換し走行しましたが、今度はカウンターシャフトが折れクランクケースまで壊れてしまいました。

10年前のバイクですが部品はまだ入手できるので注文。クランクケースの納期回答が3か月後ということで全日本の最終戦に間に合うか間に合わないかギリギリでしたが、最悪練習エンジンで出場することに決めました。案の定本番エンジンは間に合わず練習エンジンで出場しました。

国際B級予選開始前の過ごし方

私の出場した国際B級は約90台のエントリーで、3組の予選に別れ各組10位までが予選通過できます。今はその予選だけでもかなり疲れるので予選レースだけでも楽しめます。

朝の受付車検を終わらせコースを歩くのがいつものパターンです。コースの下見が終わったらパドックへ戻りタイヤの空気圧チェック、ガソリン給油等一通り準備を始めます。公式練習の時間が近づいてきたらウエアに着替えます。

全日本の場合、公式練習最初の数分はスタート練習の時間となります。私ははっきり言ってスタートが下手で、それに加えてバイクの性能も負けています。なのでスタートは諦めあんまり練習しません。クラッチも消耗するので・・・。

公式練習がスタートしていつも思うことは、全日本を転戦している子はやっぱり速くてライン取りも上手いです。すぐいなくなります。

いよいよ予選レース開始!

予選レースは10分+1周です。スタートはいつものように最下位付近、昔ならここから追い上げ出来たのですが今は体力もなくポジションキープが精一杯。エンジンも本番エンジンのようなパワーも無く思うように走れませんでした。

でも成績が悪くても、毎年レースに参加して思うことはレースは楽しい、またレースに出たいと必ず思います。課題も見つかりやる気が出ます。

本当はレースにたくさん出たほうがすぐ速くなるのですが、お金の問題、仕事、家族の事があるのでなかなかレースには出れません。でも、次に出るレースを楽しみに毎日過ごしています。

是非レースに参加したことがない方はレースに参加してみてください。今までに無い楽しさを体験できます。

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