バイクに乗っていると、出先での急なトラブルへの対処法や日常のメンテナンスなど、どんな工具があれば良いのか悩む方も多いかと思います。
工具は非常に効果な物ですし、ツーリング時など持ち運ぶにしても必要な工具だけを揃えたいところですよね。
そこで250ccクラスのバイクをメンテナンスするのに持っていれば便利な工具を紹介していきたいと思います。
① ボルトサイズを知っておこう
250ccクラスのバイクに使用されているボルトサイズは、ホイールやエンジンの固定以外はそこまで大きなサイズではありません。
殆どが10mm前後ですから、メンテナンスやカスタムを行う時に必要なのは8mm~12mmのボックスレンチやスパナがメインとなります。
出先でのトラブルにはプラスドライバーやマイナスドライバーがセットになっている小さめのラチェットセットがあれば十分と言えるでしょう。
また、エンジンオイルのドレンはちょっと大きめで14mm~17mm位ですので、自分が所有しているバイクのボルトサイズを調べる事で、高価な工具を最小限所有するだけで済みます。
② 便利だと実感した工具
今までメンテナンスやちょっとしたカスタムをしてきた中で、一番役に立ってくれた工具は、12-10mmのラチェット式メガネレンチです。これはラチェット機構がありますので、締める緩めるの動作が非常に楽で、作業効率も上がります。
あと、なんと言っても欠かせないのがボックスレンチのロング(継ぎ足し)です。エンジン回りや配線が束ねてあるような狭い場所でも、ロングなら楽に届くので、手を痛めたり、無理をして怪我や破損させるような事はありません。
*因みに私は、狭い箇所で強引にボルトを緩める際に、力を入れた瞬間にボルトにかかっていたボックスレンチが外れ、その反動で手の甲を強打・・・病院送りになりました。
③ こんな工具が有れば尚便利
屋外で使用する乗り物ですから、当然色んな箇所に錆が出てきます。特にボルトやナットは、1度かじって傷をつけてしまうと、錆びつきの速度が増してしまいます。
また、走行直後の車体は熱を持っており、金属が膨張した状態にありますので、この時にボルトを締めたり緩めたりすると、冷えた時に全く緩まなくなったりもします。
そんな時に役立つのがインパクトです。電動式やエアー式の物が主流ではありますが非常に高価です。しかし、安価なインパクトとしてインパクトドライバーという物があります。
インパクトドライバーは緩めたり締めたりする際の最初と最後の1発を簡易にしてくれる優れもので、使用方法もセットしてハンマーで叩くだけと簡単です。
④ まとめ
普段使う工具や持ち運ぶ工具は、手軽さが一番です。私自身、工具を集める事が趣味ですが、殆どの工具は活躍する事なく倉庫に眠っている状態です。
自分でメンテナンスする範囲を決め、それに合った工具を揃える事で、安く充実した工具を揃える事ができます。
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