NS-1レストア体験談②水没したバイクのエンジンはどうする?

さて、水没してしまい完全に使用不能状態に陥っていたNS-1のエンジンですが、程度の良い中古品を探すためオークションサイトなどを見てみましたが、やはりエンジンともなると、そこそこいいお値段がしますね…。

僕は普通自動二輪免許も所有しているので、せっかくならボアアップして黄色ナンバーを取得して乗りたいと思い、ボアアップしてあるエンジンを中心に探しましたが、そうそう都合のいいものは出てきませんねー(^_^;)

そんな中、たまたまNS-1に乗っている後輩が僕の自宅に遊びに来たのでいろいろ話してみると、NS-1を手放して、〜400ccのバイクが欲しいとのこと。じゃあ今乗っているNS-1はどうするのかと思い、後輩に聞いてみると、欲しい人がいたら譲ってあげてもいいとのこと(笑)

これは話が早いと思い、後輩にNS-1を譲ってもらえないか相談したところ、僕の乗っているエストレヤと交換なら良いよと言われました(笑)

そもそも僕のエストレヤは13年間不動車だったものを自分でレストアしたもので、レストアするにあたってそれほど金額もかかっておらず、エストレヤのレストアに使った金額でNS-1を購入したと思えば全然安いので、その場でエストレヤと後輩のNS-1を交換することに合意しました(笑)

後輩のNS-1はたまに僕が整備したりしていたので調子は良いのですが、以前のオーナーがペンキのようなものでステップやフレームの一部を自家塗装をしたようで、あちこち黒のペンキだらけですし、後輩が何度かバイクを倒したようで、カウルなどはあちこちボロボロです…。

しかし肝心のエンジンは、僕が数ヶ月前にボアアップキットを組んで上げていて、セッティングも出していたので絶好調です。これでボアアップ済みのエンジンと丸々1台分の部品が手に入りました(笑)

もちろんボアアップ済みということで、後輩も黄色ナンバー登録でしたので、これで僕も堂々と黄色ナンバーで乗れます!

そうこうしてNS-1の不動1台・実働1台と合計2台も手に入れてしまったっわけですが、そのまま後輩のNS-1に乗るのは面白みに欠けますし、いかんせんあちこちボロボロなので、使える部品を移植しあって、いわゆるニコイチにしようかと思います!

というわけで、後輩から譲ってもらったNS-1をまじまじと見ていきますが、以前から気になっていたフロンロフォークは、僕が見なかった数週間のうちに完全にオイルが抜けきり、一切役割を果たしていない状態になっています。

ダストシールはひび割れてしまい、インナーの点サビは更に深刻になっています。あとリアサスも完全にショックが抜けているようで、もはやただのバネになっていました。

ブレーキ回りも、フロントキャリパーは許容範囲かと思いますが。リアキャリパーは完全に固着していて、リアのブレーキパッドは完全にすり減り、パッドの金属部がディスクに当たっている状態です。

こんなパッドの状態ですので、もちろんディスクは偏摩耗を起こしていました。

後輩はこんな状態のNS-1を1年ほど乗っていた訳ですが、よく大きな故障や事故を起こさなかったなと…(笑)

しかし一番欲しいパーツであるエンジンはボアアップしたばかりですし、キャブは何度か僕がOHしていますし、ボアアップの際にBRD製チャンバーも一緒に装着してあげていたので、このあたりはばっちり使えそうです!

少々サビが目立ちますがハリケーンのセパハンもついていますし!

というわけで、いろいろと考えてみましたが、水没したフレームに後輩のエンジンを載せる方向で考えています!

更に細かい状態まで見ていって、使えるもの・使えないものに分けていき、徐々にニコイチにしていきたいと思います\(^o^)/

⇒レストア体験談③ひらすらばらすばらす!に続く

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