今回は私が所有するホンダ マグナ50の乗り心地についてインプレッションをしたいと思います。
一部マグナ250とも比較しながら感想を書いていきますので、マグナに興味がある方は参考にしてみてください。
短時間のツーリングは最高!でも長時間になると・・
マグナ50は数少ないアメリカンタイプです。マグナ250と比較すると低いシート高でハンドルのグリップ位置もわずかに手前になりますので幾分狭く感じます。
しかしステップの位置がアメリカン独特のやや前方にありますので、両足を前に投げ出してドッカリ座って後傾姿勢で運転する姿勢は、ほかの原付にはないゆっくりしたスタイルです。
この姿勢で2時間は気持ちよく乗れます。しかし2時間を過ぎたころからお尻がムズムズしてきます。後傾姿勢で全体重がお尻に集中していますので、長時間同じ姿勢でいるのは苦しいものがあるのです。
福岡から神戸まで約700km、途中で倉敷に宿泊しましたので連続400km、時間にして約12時間のツーリングをしたところ、お猿さんなら尻尾があるあたりがとても痛くなりました。
バイク屋さんに行ったら「ゲルザブ」という着座位置にゲル状の液体が入った座布団を売っていました。効果はあると思いますが長距離ツーリングが快適になるほどの効果があるのか分りませんので手が出ませんでした。
中古のシートを購入して表皮を外し「あんこ」と言われるクッション材を増量し、お尻が痛くならないシートを自作できないかと検討中です。
乗り味は中型バイクとほぼ変わらない!?
マグナフィフティはホンダカブのエンジンに4速のリターンのミッションですので、操作性は中型バイクとほとんど変わりません。
私も先日、自動車学校で普通自動2輪を卒業しましたが、マグナフィフティでミッション車の扱いに慣れていましたので、教習車のホンダCB400に乗っても違和感がなく教官からも「慣れているね。」と言われたほどです。
ただ、アメリカンスタイル独特のステップの位置が前にありますので、教習車に乗った時にシフトレバーの位置がわからず何度か足元を見ることがありました。
でもそれも慣れですので、何度か乗るうちにそれぞれの乗車姿勢の違いは体が覚えてくれました。
中型バイクと明らかに違う部分
中型バイクと明らかに違うのはエンジンパワーです。強烈な加速感などは当然ですがありません。街乗りで信号待ちから加速する時などはミッションを操作する分、原付スクーターより少し遅いくらいです。
4速に入れれば50km前後出ますが、上り坂にさしかかるとパワーが足りなくなって速度は落ちてきます。30kmを切るとミッションを3速か2速に落としてトコトコ登ることになります。
急斜面の登山道路のようなところでも1速がありますので、歩くような速度になりますが登れます。
マグナ50はそんな乗り味ですので、速度はなくても中型バイクと同じミッション操作が好きな方にはとても楽しめるバイクです。
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