ハーレー FLSTCの燃費を詳しく解説!各走行時の数値はどうか?

私が所有しているバイクはハーレーダビッドソン93年式FLSTCベースのチョッパーです。

中期エボリューションエンジンのFLSTC。1340cc。スポーツスタータンク、フラットフェンダーなど、ノーマルの状態から重量をそぎ落としたチョッパーカスタムを施してあります。SUキャブレターにショットガンマフラー、点火はダイナSを装着しております。

4年所有しており、街乗りから往復300km前後のロングツーリングにも行きます。その際に算出したおよその燃費を伝えたいと思います。

平均的な燃費の数値

シティユースから100km前後のツーリングでは、およそ20km/Lになります。
私の車両は車重が軽くなるようカスタムしてありますので、ノーマルの場合はもう少し燃費が落ちる可能性があります。またライダー自身の体重によっても変動があるかもしれません。

ロングツーリングの場合はおよそ30Km/Lくらいの数字を出します。5速で80km/hで巡行したときの燃費になります。5速ミッションのトルク重視の低回転型ギア比のため、100km/h巡行をした際にはかえって燃費が落ち、25Km/Lくらいでした。

影響を受けやすいものはこの2つ!

・アクセルワーク

燃費に関してはアクセルワークの影響をうけることがあります。
高速道路を巡行する場合と、峠を走りアクセルを頻繁に加減する場合では、峠などで少し燃費が落ちる印象があります。

もちろん市街地での渋滞では燃費が落ちます。空冷エンジンですのでオーバーヒートにも注意です。

・キャブレター

キャブレターも燃費に影響します。
私のキャブレターは負圧開閉式のSUキャブになっています。純正のCVキャブと同様に燃費向上には役立っています。

HSR、FCRなどの強制開閉式のキャブに変更している場合は燃費が落ちるといわれています。

私自身はエンジンの暖気のため、始動後5分前後は走り始めません。
ガソリンタンクが小さく、およそ100km毎に給油しますが、最初の1回目の燃費が異常に低くなるのはこのためです。

インジェクション化され燃費は向上

近年のハーレーではエンジンの形式も変わり、2007年以降ではインジェクション化されました。インジェクションモデルでは環境基準、排ガス規制に対応すべく、ガソリンは薄く設定されているようですので、さらに燃費が改善しているようです。

暖気も必要ありません。不完全燃焼も防ぐので、カーボン蓄積も少ないといわれています。燃焼温度の最適化も行われ、エンジン各部の負担も少なく長期的なメンテナンスも少なくて済むようです。故障も少ないといわれています。

いいところばかりのインジェクションです。私も機会があれば乗り換えたいと思っております(^^)

燃費を上回る魅力を感じてください!

1340ccと大排気量のバイクですが、さほど燃費が悪くない印象をうけます。
しかしハイオクガソリン仕様での燃費になりますので、数値はさほど悪くないとはいえ、金額面では差が出てくるかと思います。

ハーレーのOHVエンジンの特性や鼓動感は、燃費向上には不向きです。
日本製バイクなどと比べ、燃費などのカタログスペックは劣ってしまうこともあるかと思いますが、ハーレーにはそれを上回る魅力があることも知っていただければと思います。

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