【総合評価】所有者しかわからないヤマハ TZR250の魅力とは

TZR250を中古で買ったのは1995年頃だったと思います。

購入価格は10万円でした。
1985年式の初期型で、10年落ちの価格で10万円でした。

私はTZR250が新車発売された頃の、TZRがもてはやされていた時代を知っておりまして、あの大人気を博したバイクが今は10万円で買えるのかと驚きの気持ちさえ感じたものです。

TZRは「軽い」「速い」、そして「誰でもウィリーできる」(笑)と聞いておりまして、新車販売時代から興味はあったんです。

個人的な好みとしては4サイクルで、重厚で武骨なイメージのあるスタイルのバイクが大好きだったのですが、速さを追求して作られたバイクにも乗ってみたいなとの思いも持ち合わせていました。

購入直後の率直な感想

購入して乗車、まず感じたのは「ほんとに軽いな」という印象です。

カタログ上の車両重量は145kgとなってましたが、ほんとにそんなにあるのかと疑ってました(笑)。

シート高は低くも高くもなかったですね。

足つきは十分です。小柄な女性でも問題なく乗れそうです。!(^^)!

車体が軽いのでとりまわしも楽ですね。ただ、初心者の方にとっては車体の軽さが、逆に扱いにくいと感じられることがあるかもしれません。

信号ウィリー!(笑)

TZR250は車体が軽いうえ、吹け上がりが実にスムーズです。そのため、信号発進などではおちついてクラッチをつながないと、前輪が大きく浮き上がってしまうことになります。

信号ウィリーですね。

また、発進後の加速はすばらしいのひとことに尽きます。(*^^*)

ただ、街乗りではその性能をフルに発揮することはできないでしょうね。市街地の走行ではトップギアに入れることはめったになく、その1つか2つ前のギアで走っていた覚えがあります。

乗車期間は2年間ですが、その間には故障らしい故障はありませんでした。メンテナンスもオイル類の量をこまめに確認して、必要量を補充する程度しかやっていません。街乗りを中心にするならそれで十分ですね。

ただ、今はさらに年数が経過してますし、あれこれと不調が出てくるかもしれません。

さすがレーサー仕様のスピード感

車体の軽さもあってか、最高速度はけっこうな数値が出るかと思います。私は試したことがありませんが、高速道路で150km以上出したといった話を聞いたことがあります。もともとレーサー仕様なのでそれくらいスピードが出て当然といえば当然かもしれません。

購入してから2年ほどで別のバイクの買い替えで手放しましたが、乗っていた間、このバイクの性能をフルに発揮したことはなかったなと思います。フルに発揮して楽しめるのは、高速道路かサーキットしかないでしょうね。

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