私が、初めて購入したバイク、トランザルプ400Vの買取体験談をまとめてみました。
今から思えば反省でしかないストーリーです。追悼の思いでトランザルプ400Vの買取体験談を書きます。
無知だった私を笑ってください。
自慢の愛車トランザルプ400V
私が初めて購入したバイク、トランザルプ400V。いまだにいいバイクだと思っています。
トランザルプの名前の由来は、「トランスアルプス」アルプス越えを意味します。日本よりも、欧州での販売を意識したホンダの革新的ツアラーバイクです。
ヨーロッパの幾つかの国では白バイとして使われるほどの名車です。
燃費よし!
乗り心地よし!
加速よし!
雪の日もガンガン走ります!
そんなに気に入っていたバイクを売ることになりました。
why japanese people!!!
まさかの車検切れ。そして不動に
バイクを手放した経験のある人でしたら、バイクを売却するときのパターンはお分かりだと思います。
気が付けばすでに車検が切れていました。あんなにお世話になっていたのになんと恩知らずなことか…
バイクをトラックで運んで車検を受けようかと悩みましたが、費用も余分にかかることからさらに先延ばしに…
そんなことで月日は過ぎ去り、雨ざらしで放置していましたのでシートは破れるわ、ブレーキキャリパーは固着してとうとう動かすこともままならない状態となりました。
今から思うと、キャブとタンクからガソリンを抜いてブレーキキャリパーを外して保管するなどすればよかったと強く反省するところですが、あの頃の私にはそんな知識も技術もありませんでした。
トランザルプ400Vがバイク王に!
もともと乗る時間もなく、車検も切れて取り回しもままならない状態になって、次第に売却することを考え出しました。
お金のために売るというより、「そんな状態のトランザルプを見ていたくなかった」という気持ちのほうが強かったように思えます。
ラジオで宣伝していた「バイク王」に電話しました。
自分で動かせない状態だったため、中古車屋に査定に行くこともできなかったため、出張買取できる業者が当時「バイク王」くらいしかなかったと思います。
選択肢がほとんどない状態で、自分の気持ちも半ば捨て鉢になっていたのでよく調べもせずに電話したように記憶しています。
電話では女性が対応してくれました。車種、年式、状態などを簡単に伝えましたが、応対もよくスムーズに出張見積もりの日程調整がすみました。
当時忙しかった私は夜9時くらいに予約しましたが見積もりに来てくれました。来てくれたのは自分よりも若い20代半ばのお兄さんでした。
手早くブレーキキャリパーを外し、動くようにしてから査定の作業が始まりました。
当時私はブレーキが噛んだ状態でも「不動」と思い込んでいましたので、この状態では「不動」ではないといわれました。
いまから思えば、エンジンはすこぶる元気な状態だったので当然といえばそうです。言葉も知らない馬鹿者でした。
バイク王のお兄さんはてきぱきとした対応と気さくな話し方でとても好感が持てました。そのお兄さんもバイクを乗るそうで、バイクの雑談に花が咲きました。
バイクの買取金額は「85000円」。「バイクの車種がいいので高く買い取ることができます。」とそのお兄さんはさらっと言いました。
私のトランザルプは中古で40万で購入。何キロ走ったのかはもう覚えてませんが、かなり走ったと思います。購入から7年経っていました。
そのなかの1年ほどは全く手入れもしていないし、乗ってもいない状態でした。「まぁそんなもんか」と思い。金額に同意しました。
すぐに現金を支払われ、トラックに載せられトランザルプが売られていきました。
まとめ
以上が私とトランザルプ400Vの買取体験談です。今から思えば「もったいない。」それに尽きます。
トランザルプ400Vはいまだにヤフーオークションで検索しても、安くても15万以上で取引されているバイクです。
当時「不動」と思っていたのは勘違いで、キャリパーが固着していただけで、エンジンは問題ないバイクでした。
今でもオークションで安く出ていないかたまに検索するほどです。オークションで出してももっと高値が出たと思います。
少なくともバイク王1社だけでなく、複数の業者に見積りを取っておけばよかったと後悔しています。
というか、そもそも車検切れまで放っておいた自分の馬鹿さ加減にうんざりです。仕事に余裕が出てきて私は今、またバイクに乗っていますから。
本当にトランザルプ400Vはいいバイクでした。
あなたももしバイクを手放すことを考えているのだとしたら、私の「よく考えずにバイクを売った」経験をよんで「俺はこんなバカなことはしない」と思ってくれたら幸いに思います。
ここまで読み進めていただいてありがとうございました。
コメントを残す