大阪梅田から愛媛県佐田岬へツーリング!トラブルも嬉しかったことも素敵な思い出に

☆ツーリングデータ

・車種名:スズキ バンディット250
・出発地と目的地:大阪 梅田から愛媛県西宇和郡伊方町の佐田岬半島と佐田岬(肉眼で九州が見える岬)往復
・ツーリングの目的:バイク仲間の祖父母宅へ遊びに、筆者併せ2名パーティ構成
・全日程:2泊4日 (1泊目は家屋内・2泊目はフェリー中)
・全走行距離:646㎞ (トリップメーター計)

目的地を佐田岬半島にした経緯

佐田岬半島にはバイク仲間O君の祖父・祖母の家があり、彼も幼いころの数日をそこで過ごしたとのこと。

半島を東から西へと走行する際 左手に広がる宇和海や突端の岬から九州を望む景観が格別にキレイだということをはじめ、様々なエピソードを聞き訪れてみたくなり、久しぶりに祖父母に会いたいというO君の希望も含めツーリング目的地に決定。

大阪の梅田を夕刻出発し、岡山県の宇野港からフェリーで香川県高松市へ渡り、四国を東から西へ走行し翌朝8時過ぎに佐田岬半島のO君の祖父母宅に到着。

現地は商店と宿泊施設、小学校があるだけの小さな街で手つかずの自然も多く、時間がゆっくり流れる感覚だった。三崎港からは潮のいい香りと共に静寂で鮮度の高い空気が味わえ格別。

さらに西進し佐田岬から見下ろす海とハッキリ見える九州に日本の大きさと美しさを改めて感じるツーリングとなった。

☆ツーリングの感想など

△走行時のトラブル…突然の降雨

天気予報はバッチリ確認して日程を決め、予定時間の18:30に出発。それなのに 調子よく走行して30分ほどで突然の大雨に見舞われました。恐らく夕立のようで不可避のものでした。

「このまま走るのかな?」と不安に思いながら走り続けているとやがて先頭のO君から左手でクイクイっと1階が駐車場になっている釣具店を指さしサインが出されたのでホッとして後に続きました。

「運がいいのか悪いのか、だよなぁ」と店舗下の駐車場でしばらく雨宿り。また、O君が 現地で釣りをするため たまたま釣竿を積んでいたのも都合よく、怪しまれず・苦情を言われずに済んだと思います。

そうして思わぬ早期での休憩時間40分ほどで雨が止み再度走り出しました。

◎嬉しかったこと…“産地直送”な食事

O君のおじいさま・おばあさまは「なにも おもてなし出来ないでゴメンね」と言いながらもすぐ横の畑や海で獲れたての野菜や魚介類を振る舞ってくださいました。

特にイカは活け〆めの刺身に、サザエはそのままツボ焼きで、獲れてすぐに食べられる、まさに “産地直送” の食事が新鮮でこの上ないほどの極上味だったですし、普段の街中では絶対に味わうことが出来ないので本当に嬉しかったです。貴重な食体験でした。

◇意外すぎてニッコリ^^…貸し切り状態の“宿”

三崎のお家を出発する日の朝食後にO君と帰路の確認をした際、往路で予想以上に疲労がたまった分帰路は楽をしよう、ということになり、予定を変更して愛媛県松山市の松山港から大阪市住之江区の南港までフェリーに乗ることにしました。

船中泊便のため予約なしで乗船出来る2等客室(宿泊室が大人数でザコ寝のようになる大部屋・もちろん男女別デス)で乗船しましたが、都合よく全体的に客数が少なかったです。

その上、その寝室を利用するのはわたしだけの貸し切り状態だったので誰にも気兼ねすることなく “大の字” になって下船準備時刻までゆったり眠ることが出来ました。

何よりトクした気分でした (O君に訊くと男性側客室も彼以外の乗客がおらず貸し切り状態だったとのことでした)。

☆ツーリングのススメ ―もっと遠くへ走りたくなる!―

ツーリングへは、単独で出れば計画から実行まで全くの自由で、移動することの楽しさや醍醐味、自在に走ってゆける自由さを満喫でき、自分自身の世界観を拓げ(ひろげ)られます。

一方で二名以上での仲間と一緒なら、彼・彼女らとの連帯感が一層高まります。目的地やルートの決定、現地でのBBQやキャンプなど、共同で使用する物品の担当決めなど事前の計画もツーリングの楽しさの一つです。

持って行ける荷物量が制限されるバイクだからこその工夫もまた面白く、メンバー面々の光るアイディア飛び出しますよ!

また、隊列走行になるので走行中や行く先々で注目を浴びるのも意外と快感だったりします^^

季節問わず、思い立ったら一人でもみんなとでもサッと出掛けられる気軽さと身軽さも同時に共有しましょう!

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