私は昨年2015年に中型二輪の免許を取得し、初めて購入したバイクがヤマハ SR400でした。
教習所に通う前から、購入するバイクはSR400と決めていました。その理由は何といってもそのスタイリング、そして身軽さや燃費にあります。
ここでは、そんなSR400の魅力について、説明していこうと思います。
Contents
外見・デザイン性:
購入の決め手になった一番のポイントになります。バイクを選ぶ際、まずは自分の好みの形をしているかが一般的にも第一条件になってくるかと思います。
スポーツネイキッドやフルカウル、アメリカンなど、バイクの見た目にもいろいろありますが、私の場合は古くさくもあり普遍的な、伝統を感じるようなバイクが欲しいと考えていました。
数年前までバイクについてほとんど無知だった私がバイク選びを始め、SR400を見つけたときは、自分好みジャストミートなその外観に「完璧だ!これだ!」と思いました。
SR400は1978年デビュー以来、そのフォルムをほとんど変えずに多くのファンから愛され続けています。私もその一人で、今後も手放したくない愛着のある一台となっています。
SR400の本体価格と購入方法:
メンテナンス性を考慮して2008年以前のキャブ車を探し、YSP加盟店で中古で購入しました。2006年式、1万キロ、ハンドル以外はノーマルで価格は32万円でした。
オプションのサンバースト塗装のタンク付きです。状態もよく、中古相場から見ても非常にお得な買い物でした。
ネットでも探し回りましたが、やはり直に見て、お店の方のお話も聞きながら選ぶのが間違いないかと思います。
スペック、走行性能:
SR400は4ストローク単気筒、27ps/7000rpm、3.0kgf・m/6500rpmと、400ccのバイクとしてはスピード感に欠ける数値かもしれません。
私の乗った感覚では、100km/hを超えてくるとかなりの振動を感じ、「これ以上出すとバイクにも自分にもしんどそうだ」と思います。
高速走行には向いていません。ただトルクは太く、出だしの加速は本気を出すと案外強烈です。
また、重量は168kgと軽く、コーナーやワインディングなどはヒラヒラと思うように動けるので、スピードよりもこのバイクはそういった楽しみ方がハマっているのだろうと思います。
結果、下りの山道なんかは割と速いです。ブレーキ性能も軽量のおかげでよく止まりますし、申し分ないと感じます。
レトロでスタンダードな外観通り、足つきは非常によく、小柄な人も両足がつくと思います。170cmの私も両足ベッタリです。
燃費について:
SR400の魅力のは、燃費にもあります。よほど過激な走り方をしない限り、平均燃費は30km/lを超えます。私の場合、片道20kmの街乗りを繰り返しても30km/lを下回ったことはありません。
また山道メインのツーリングに行った際は毎回、35km/lの燃費を叩き出します。400ccクラスではトップクラスではないでしょうか。タンク容量は12lですので、ロングツーリングでもなければ片道は無給油で乗り切れます。
満足な点、不満な点:
満足な点:
・前述のように人間の限界を超えない性能のおかげで、非常にコントロールしやすく小回りが利きます。トルクがありアップダウンにも問題なく対応できます。ただし高速走行は苦手なので、スピードや俊敏性を求める方には不向きでしょう。
・燃費がよく、日常の足としても使えると思います。
・旅の途中で停めていても、他のライダーが意外と見てきます。やっぱりみんなSR好きなんでしょうね。
・カスタムパーツが豊富なので、さらに自分好みのスタイルに仕上げられます。私の場合は純正の状態が好きなので、デカウインカーやマフラーもそのままです。
不満な点(強いて言うなら)
・400ccにしては小柄で、あまり飛ばすバイクではないので、幹線道路などで無理矢理でも追い越してくる車がいる。
・キックスタートのみなので、信号待ちや右折待ち後のスタートでエンストするとすぐに始動できない。ただし、トルク太いのであまり心配は要りませんが。
まとめ:買って正解のバイクでした!
以上、私の愛車について説明しました。
SR400の特徴である伝統の単気筒エンジンは、乗っていてとても心地よく、トコトコとのんびり走っていてもその鼓動感を楽しむことができます。
またキックスタートのみというのも伝統の一つであり、SRを形作る重要な味だと感じます。尚、SRのキックは非常にかかりやすくできているので始動も億劫にはなりません。
最初のバイクがSRで良かったと思います。スピードよりも一体感を求める方には是非お勧めしたいと思います。
コメントを残す