スズキ ST250の中古車を購入したい方へ|失敗しない選び方や注意点

スズキのST250は発売されてから結構年月が経っていますので、旧型はキャブ仕様、現在はインジェクション仕様とエンジン仕様は大きく2種類あります。旧型キャブ仕様は21psあり、インジェクション仕様は18psとただでも出力が少ないのに新型が18psとは大変残念な仕様です。日本の排ガス規制は大変厳しいので仕方ないですが。

そこを考えた上で旧型か新型かを選ぶのもいいかもしれません。

このバイクはタマ数が多く、いい車両も多いと思います。このようなおとなしいバイクなので実に様々な状態のバイクがあるはずですので足繁くバイクをみるのもいいですし、今ならSUZUKIのバイクショップに行けば各店がネットワークで結ばれているので中古のいいバイクもこれを利用して調べることが可能です。ST250ならこのやり方で調べればメーカーお墨付きのいいバイクが手に入るかもしれません。

SUZUKIのバイクショップ以外で探すなら、やはりエンジンを回しているものもあるので走行距離を見るのもひとつの方法だと思います。まあ、メーターを交換していたらそれもあまり意味はありませんが。。。

あと、古い車両はクランクまわりのオイル漏れを確認します。これで見た目以上のエンジンの状況が図れます。

そして経年変化ももちろんありますのでハンドルのベアリング状態を調べる事をおすすめします。

止まっている状態でSTのハンドルを左右に振り、ネック部分に引っかかるようなガタが無いか確認します。ここが壊れていると修理代だけで4、5万かかります。必ず確認したほうがいいと思います。エンジンの調子も見てみます。同調が狂ってアイドリングに落ち着きがないとか、タペット音がうるさくカタカタと言っているかも調べる事もおすすめします。

私のSTもそうですが、古くなってくるとエンジンのヘッドあたりからオイルが漏れてくることがあります。こうなるとバイク屋で修理するしかありませんのでこのあたりのチェックもすべきです。

ブレーキパッドやタイヤももちろんたくさん残っているに越したことないです。このあたりは交換しても安いですが、中古でこのバイクを購入する場合、なかなかの安さで買えるはずなのでこのあたりの消耗品が後々のコストにひびいてくるかもしれませんので。

以上を踏まえた上で、できるだけ状態のいいST250 を探してみてください。このバイクは今も現役で売られている基本設計のしっかりしたいいバイクです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です