今回は私が所有していたカワサキ ZZR400の乗り心地に関してインプレッションをしたいと思います。
ZZR400に点数をつけると、100点満点中60点でしょうか。かなり厳しい評価ですが、見た目などは考慮に入れず、あくまでも乗り心地を考えた際の点数です。
乗り心地がいいと思えるのは、高速道路での高速走行時だけです。風圧抵抗が低くなるように作られているバイクなので、一旦スピードに乗ったらとてつもなく気持ち良く走ることができます。
また、高速走行時にまた一段、スピードを上げる際にも、スムーズに次の段階のスピードに乗ってくれます。
例えば、映画のワンシーンなどで良くあるように、高速道路で乗用車と並走している際に、乗用車の運転手ににっこりと笑いかけて、アクセルを回して、その乗用車をブッチギるということが気持ち良くできます。
車体が重いことと、小回りが利かないので、街中での低速走行は車体が若干ぐらついてしまうことが多々あります。ただ、シート高が低く、足つきが良いのでタンデムライド中によろけても、足をついてバイクが倒れないように踏ん張ることはできます。
400ccのバイクの割には車体が重いので、発車時は本当にのんびりしています。信号待ちの際にすり抜けて、4輪車の前で信号が変わるのを待つということはしないほうが良いでしょう。
カーブが続く山道での走行は、のんびりと走る場合に限り問題ありませんが、快適と感じたことはあまりありません。スピードを出しての山道走行は絶対にやめましょう。最低地上高が11.5cmしかないので、激しくバイクを倒すとバイクの底部を地面に削ってしまいます。
削るだけならいいのですが、車体が地面に当たった勢いでバイクが起き上がってしまい、コーナーを曲がりきれずに、反対車線に飛び出してしまうことがあります。特にタンデムライドをする際は最低地上高が乗車者の体重によって更に低くなるので、カーブは特に気をつけましょう。
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