バイクの維持費は、基本的に車検、故障、走行距離の3点によって異なります。ここでは上記の3点をポイントに、カワサキ GPZ400Rの維持の方法をお伝えします。
車検:
車検を業者に任せるか、自分で行うのかによって出費は大きく異なります。251ccの排気量に義務付けられている制度なので、排気量によって差異はなく料金は一律です。ちなみに費用は下記の通りです。
・用紙購入代:50円程度
・自動車検査登録印紙:1,700円
・重量税:4,400円
・自賠責保険:13,640円(24か月分)
ご覧のとおり車検自体は合計19,790円です。
検査は、排ガスやブレーキの効き、ライトやウィンカー、フォーンやメーターの不具合をチェックして終了。すいていれば1時間足らずで新しい車検証が交付されます。居住地の近くに陸運支局があれば、午前中か午後のどちらかを休むだけでOKなのです。
「プロに任せた方が安心」とか、「時間がもったいない」と言う方もいると思いますが、このローコストは見逃せません。
「大体、車検自体が”検査”なのに、検査を通すために民間整備工場で”検査”を受けて行くのは、おかしくないですか?」 と思う私は、ユーザー車検オンリーです。
ガソリン代:
燃費はリッター25~30㎞なので、よくも悪くもありません。当たり前ながら、乗ればそれだけガソリン代が掛かりますし、乗らなければかかりません。
しかし考えてみたら、車検と言う手間暇をかけたうえに、元気な状態のバイクを眠らせておくのは勿体ないですし、バイクが可愛そうです。少しばかりガソリン代がかかっても、ガンガン乗って欲しいですね。
軽自動車税:
なんと2016年4月1日から値上がりします。値上げ幅は、4,000円から6 ,000円で、一気に1.6倍の値上げです。
この値上げは、自動車の所得税を廃止したことによる新たな財源確保のためと言われていますが、税金の使い方を見ると、納得いくものではありません。理不尽ですが、取られるものはとられてしまいます。
任意保険料:
任意保険は、保険会社や年齢や条件、事故の有無によって保険料が異なります。
ある損保会社では、保険に加入することにより、事故や故障の際にロードサービスを受けることができるうえに、次年度の等級・保険料に影響をうけないことを謳っています。
インターネットで申し込むと、少しお得になるようなので、各社を比較して申し込むと良いでしょう。
維持費が高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれ
カスタムや修理、消耗品費、定期点検、駐車場代などバイクの維持費は際限なくかかりますが、それが高いと感じるか、安いと感じるかは、そのバイクの必要性によって異なるのではないでしょうか。
維持費が負担になった場合、「売る」と言う選択以外に、「廃車にする」と言う方法もあります。車検や税金がかかりませんので、もう一度走り出すために眠りにつかせるのも選択肢の一つだと思います。
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