ホンダ GL1500を中古で購入する時の注意点ですが、このマシンは外装が大きいために内部をお見せで見ることが難しいです。外装パーツを支持しているステイ(骨組)は結構細いものであるということを理解していただいた上で今回ご紹介する見分け方を頭に入れていただきたいと思います
私が購入したのは委託販売といい比較的良い状態の車両が手に入る情報に辿り着いたからです。前のオーナーは乗る目的ではなく、ガレージにて展示目的で車両を所持していたため走行距離も少なく新車に近い状態でした。
委託販売に巡り合えるかは運も関係しますので、中古ショップでの見分け方をご紹介します。前のオーナーがどのような走りをしていたのかを見分けるポイントをご紹介します。
■シートバーに曲がりがないかを確認
後部の外装パーツを支えるシートバーですが、追突などをされると簡単に曲がってしまします。このシートバーを交換するには20万円近くかかるため、外装パーツのみを綺麗なものに交換する人がいます。
この場合はパズルのようにいくつかの外装パーツと隣のパーツの隙間が、車体の左側と右側で違いがあれば怪しいと思ってください。
■メッキパーツに錆がひどくないか
GL1500にはメッキパーツがいくつか装着されています。特にフロントブレーキディスクを隠すカバーは錆が生じやすいのですが、ここの錆が多いバイクは雨の後などにすぐに手入れがされていなかった可能性が高いです。
■車体底部の錆がひどくないか
GL1500の底部は見えにくい所にあるので目立ちませんが、前のオーナーの乗り方がわかるのが底部分です。段差部分での走り方や坂でのカーブの走り方がここにでます。
減速をしないで走ると車高が下がったまま地面との距離が近くなり、擦ってしまう場合が多いのです。
■ハンドルストッパーにへこみがないか
ハンドルを切った時にストッパーとなる突起がフレームについていますが、その部分がへこんでいないかを確認しましょう。この部分がへこんでいると強めにバイクを倒してしまったか、転倒した可能性があります。
大体この部分がへこんでいるとシートバーも曲がっていることがありますので、前に記載した各外装パーツ同士の隙間が均等かを必ず確認してください。
■荷物入れ部分も確認
バイクを買う時は外装の見た目にばかり目が行ってしまいますが、GL1500シリーズは荷物の収容スペースに大きな傷や割れがないかを確認してください。
荷物入れに傷がなければ前のオーナーが丁寧に荷物を入れていたと性格まで予想することができます。
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