GL1500の維持費を詳しく解説!年間費用を項目別にまとめました

GL1500SEの維持費については、他の大型バイクに比べると費用が少ないためコストパフォーマンスは高いと感じます。その理由は、維持費がかかる部分ははっきりと定期的に交換が必要な消耗品類です。乗り方次第では消耗品の摩耗を抑えることができますので、意識で大分変ってきます。

ここでは車検や保険などの最低限必要な維持費と、消耗品などの予定外の維持費をまとめたいと思います。

■車検費用

2年に1回義務としての車両検査がありますが、お店へ頼む車検代と自分で検査に出すユーザー車検を比較してみました。

乗っているバイクを定期的に整備点検に出している場合は、ユーザー車検でも問題ないです。この場合は手続きに必要な最低限の費用で抑えられます。

・自賠責保険料:13,640円
・検査印紙代:1,700円
・重量税:3,800円
・軽自動車税年間5,000円程(毎年支払用紙が送られてくる)

ユーザー車検ではなく、お店へ出す車検の場合は最低でも検査手数料、車両運搬費、整備手数料とパーツ交換が生じた場合の部品代が追加してかかります。ショップへ車検をお願いするのは価格に代えられない安心感があります。GL1500は車体が大きいため車両運搬費が少し高めです。

・自賠責保険料 13,640円
・検査印紙代 1,700円
・重量税 3,800円
・軽自動車税年間5,000円程(毎年支払用紙が送られてくる)
・整備手数料 何もなければ5,000円程
・車検場への車両運搬料 25,000円程(ショップによって異なる)

■ガソリン・オイル代

ガソリン価格は社会情勢によって変わりますが、大まかに私が実際にかかった費用をkm換算で出してみます。

ツーリングで月に1,500km走行、1リットル110円で概算数値
ツーリングでの利用の場合 燃費18km/リットルで84リットルの給油量となります。
ガソリン代の月費用は9,300円程でした

オイル交換は3,000kmで1回行っており、1回の交換が6,000円程(工賃込)です。

ツーリングメインだとガソリンとオイル含めて毎月11,300円程の出費です。

■任意保険

私は万一の事故で相手に損害を被ってしまった時のために、民間の自動車損害保険に加入していました。保障内容によって異なりますが、実際に加入している保険を例にしてみます。

・対人賠償 無制限
・対物賠償 無制限
・人身傷害 5,000万円
・搭乗者傷害 なし

最近は高級車で出かけている人も見かけますし、人の命の価値に対してと、相手の所有物に対しての保障は大きくしたため毎月の保険料は5,800円程です。

もちろん保障内容を下げれば毎月の保険料は下がっていきます。無事故で等級が下がると保険料も安くなるのですが、保険料率改定により1年か2年の間だとあまり掛け金に差がないというのが正直な感想です。

■その他費用

GL1500SEで費用がかかると感じたのは消耗品です。停止時の前輪にかかる荷重が多く、ブレーキパッドは2年に1回の交換、タイヤは3年に1回の交換です。

このバイクの消耗品の消耗はタイヤとブレーキパッドくらいです。チェーンを使わずにシャフトを使っているためにスプロケット交換とチェーン交換が不要です。タイヤの種類は重要で利用目的に合わせたタイヤを履くことで適正な交換時期になります。

私はツーリングがメインだったために、固めのツーリングタイヤを装着しています。ブレーキングもタイヤがロックするような停止のし方(最も摩耗する)は避けてスムーズな加速・減速を意識したことにより、3年は持ちました。前後輪交換で5万円程の費用です。

■総評

GL1500SEはとにかく最低限の消耗品の摩耗のみ気に擦れば良く、精神的に楽なバイクです。3年間乗っていたとして2年間の費用が24万円程です。

毎月20,000円程の維持費ですが、高くは思いません。特にこのバイクでツーリングへ出掛けると休憩中に声をかけられることが多くて、人との出会いというお金に代えられない価値を得ることができます。

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