私は以前ハーレースポーツスター04年式XL1200Rを4年間所有しておりました。
外装はナイスモーターサイクル仕様。プログレッシブ製のダウンサスとイージライダース製の10インチアタックバーを装備しておりました。当時流行っていたフリスコスタイルをイメージしたカスタムでした。
4年間所有の間に
・純正CVキャブレター&ノーマルマフラー
・純正CVキャブレター(ジェット交換)&カスタムマフラー
・HSRキャブレター&カスタムマフラー
といろいろ吸排気も変更しましたので、その際の燃費も参考になるかと思います。
XL1200Rの燃費はどうだったか?
シティユースから100km前後のツーリングでは、
・純正CVキャブレター&ノーマルエアクリーナー&ノーマルマフラー
およそ20-25km/L
・純正CVキャブレター(メインジェット交換)&ハイフローエアクリーナー&カスタムマフラー
およそ20km/L
・HSR42キャブレター&ハイフローエアクリーナー&カスタムマフラー
およそ15-20km/Lでした。
ツーリングルートで高速道路などの定速巡航が増える際は5km/L程度燃費が上がります。
バイクを手に入れてまず行ったのが、ハーレーカスタムの醍醐味、マフラーカスタムです。Santeeのショートショットマフラーを装着しました。“抜け”のいいマフラーで低中回転域での加速性はよくありませんが、高回転はスムーズに回ります。音にもこだわりスチール製のものにしました。
エアクリーナーはK&Nハイフローエアフィルターを装備、エアクリーナーカバーは純正のままです。吸排気カスタムを施すと、ガソリンも濃く設定しなければなりません。そのため純正CVキャブレターのメインジェットを交換し、燃費も落ちました。
マフラーカスタムを施すと、低回転のトルクは驚くほど落ちます、信号待ちからの加速は他のバイクに置いて行かれます(笑)
しかしハーレーの“音”は主張していましたので、存在感だけはありました。(^^;)
その後、低速域からのトルクを強化するためキャブレター変更をしました。強制開閉式キャブレターのHSR42を手に入れ装着、エアクリーナーとマフラーはそのままの装備。さらに燃費が落ちました。
純正CVキャブレターの負圧開閉式くらべると、やはり強制開閉式の方が燃費が落ちます。それは単にガソリン供給を強制的に行っているからだけでなく、加速感がとても面白く、アクセルワークが荒くなったのも原因になっていると思います。
吸排気カスタムを施したあと、点火時期の再設定などを行えば、燃費の影響があったかもしれません。
ハーレーのスポーツスターモデルのなかで、もっとも走りを意識したモデル、XL1200R、空冷OHV4カムエンジンの加速と走りを体感すべく、カスタムを楽しみました。
カスタムを施すと燃費は落ちますが、ドコドコと走る加速感は他の車種では味わえないかと思います。
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