マジェスティ125は原付二種のわりに非常に大きいし、重そうなので実際の燃費はどうなのかなー、なんて考えている人は多いと思います。
実際に購入したいけど、買ったら買ったで維持費が大変だ!なんてことになったら憂鬱になっちゃいますよね。
そこでこれからマジェスティ125のFIモデル(電子制御燃料噴射装置)付きの燃費をいろんな方向から分析してみます。
実際の燃費はどうなの?
私が所有しているマジェスティ125は平均燃費は33km/L くらいです。片道15kmの通勤や、近場への買い物、嫁さんを乗せてぶらっと遊びに行くこと等を総合しての数値です。
最近売り出されている大きめのスクーターなどはだいたい40km/L〜50km/L弱は出るようですので、今の原付二種に比べたらあまり燃費は良くないです。
コンピューターの中身が古いことや、車体が重いこと、設計も一昔前なために機械的ロスも大きいのかもしれません。
しかし燃料タンクも8リットルの容量が確保されていますので、航続距離は300kmを優に超えます。
ガソリンスタンドに頻繁に行くこともなかったので、燃料を補給することに関しての煩わしさはあまり感じたことはなかったです。
また車と比較すれば当然良すぎるほど燃費はいいわけですから、燃料費を負担に感じたこともありません。
街乗り、ツーリングでのそれぞれの燃費は?
たまに街乗りばかりの時に燃費を計ってみると30km/Lを切っていることがあります。しかしストップアンドゴーが多いわりに燃費は極端に悪くなるという感じではありませんでした。
タンデムで乗ることもそこそこあるのですが、それでも大きく燃費に影響を及ばすことはなかったと思います。
これが一転長距離ツーリングに出てみると燃費は跳ね上がります。40km/L を超えることもしばしば。最高記録は43km/Lでした。
だいたい200kmオーバーのツーリングに出かければ燃費の良さを体感できます。航続距離も400kmを超えてくるので、とても気持ちが良いです。
マジェスティ125FIを燃費向上させるために
マジェスティ125FIはもともとエンジンへの燃料供給が電子制御のため、空気とガソリンの空燃比を変えることは現実的ではありません。
アイドル調整も個人で行うのは難しいです。機械的に燃費を向上させることはあまり期待できません。
そこで実際的なのは「アクセルをガバっと開けないこと」。できればアクセル開度は1/3以下に抑えるのが経験上望ましいです。
どうしても車体の大きさと重さからスタートの時に大きくアクセルを開けたくなりますが、そこはぐっと我慢!じわ〜っと開けるように心がけます。
するとアクセルを大きく開けた時よりは2〜3km/Lほど燃費が改善されます。
そのほかにもできることは、基本ですがタイヤの空気圧を定期的に調整すること。
マジェスティ125はタイヤが12インチと小さめなので当然タイヤの回転も多くなります。空気圧をしっかり調整していれば、体感できるほどに燃費が改善されます。面倒ですがこれはしっかりと行いましょう。
最後に
マジェスティー125FIは一昔前のバイクなので、現在販売されている最新バイクに比べるとやはり燃費面では見劣りします。
しかしそれを補って余りある楽しさがあります!
少し速度を上げても静かなエンジン、タンデムしても安定している車体や燃費。オーナーになれば最新バイクとの比較は馬鹿らしくなっちゃいますよ。
ぜひ、マジェスティ125FIのある生活を楽しんでみてください。
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