ヤマハ FZS1000の中古車購入時の選び方|球数が少ないレア車の注意点とは

僕が過去に所有した「ヤマハ FZS1000」の中古車購入時の選び方について紹介したいと思います。

FZS1000は2001年から2005年の間販売されていましたが、国内には逆輸入車という形でのみ流通していたので、玉数自体があまり多くありません。また発売から10年以上経ってしまっている車種なので、本当に欲しかったらよほど程度が悪くない限り迷わずゲットするくらいの覚悟で挑むしか手はないでしょう。

後継車種であるFZ1 FAZERは、2008年から2014年まで国内仕様の販売をしていたので、「どうしても」でなければこちらの方が現実的かも知れません。ただし、国内仕様は逆輸入の車両と比べ50馬力ほど下回るセッティングがなされているので、最高出力にこだわりがある人は注意が必要かも知れません。

・購入前に確認したい点

やはり見た目の割にエンジンにこだわりのある車種なので、前オーナーがどんな乗り方をしていたのかは気になるところです。距離数の割に脚周りや色々な部分がやたらときれいだったり、純正マフラーが新品の様だったりする場合は、それなりにいじられていたと思っても良いのかも知れません。

売る時に純正に戻して手放す場合、アフターパーツに合わせてセッティングしたものをわざわざ純正に合わせてセッティングし直すということはあまりしないと思いますので、FZS1000の様なキャブ車の場合には最低でも一度エンジンを掛けてもらって、ちゃんと一発で掛かるのか、アイドリングがおかしくないか、ガソリン臭くないかなど見せてもらった方が良いのではないかと思います。

・お店選びのポイントなど

最初にも書いた通り、玉数自体が少ない希少車種なので、色々なお店で見比べるということがほぼ出来ないと思って間違いないと思いますが、探してもらうのならやはり信頼出来る、色々な相談が出来るお店で探してもらうと良いと思います。

この車種に限った事ではありませんが、生産終了から10年以上も経つと、買った後に自分であれこれ出来てしまう人以外にはなかなか難しい局面も出てくることと思います。そういった時に気軽に相談することが出来、しっかりと見てもらえるお店との付き合いは重要です。

いつでもたくさんのバイクが在庫されていて全国にチェーン展開している様なお店で買う方が安いことも往々にしてありますが、出来れば多少高くても、後々まで面倒を見てくれるようなお店で買われることをおすすめします。

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