ヤマハ チャッピー80の燃費ですが、リッター35kmくらいです。街乗りでは35km前後ですが、長距離を走った時は少し伸びていました。
チャッピーは現在のスクーターに比べて車重があります。定格で71kgとなっていますね。たしかにそれくらいの重さはありました。ホンダのシャリィに対抗して製造されたバイクだと言われていますが、車体重量もシャリィ並みにあります。
チャッピーがリアルに街を走っていたのは1970年代後半あたりです。当時は先述のシャリィとチャッピーが似たようなタイプとして人気のしのぎを削っておりました。スクーターブームが到来する前の時代です。
ただ、スタイルや乗り心地などは好みが分かれるところなので、どちらが上だとは言えませんが、決定的な違いは燃費の差ですね。これはシャリィが4サイクルであるのに対して、チャッピーが2サイクルのエンジンであることに起因します。
シャリィはスーパーカブと同じエンジンを積んでいるだけあって、街乗りでの燃費はリッターあたり50km前後ですが、チャッピーはその半分くらいです。同じ人物が同じ条件下で走ったとしても、それだけの差が出てきます。
私の乗っていたチャッピー80はオートマではなく、4速ロータリーチェンジでした。そのギアチェンジのタイミングや使い方によっても燃費が変わってくるように思います。
ここでの難点は、ギアが今何速に入っているのかがわからないことです。
トップで走っていると思っていても、実際は3速で走っていたことも多々ありました。シャリィのロータリーチェンジであればエンジン音や体感でわかるのですが、チャッピーはそれがわかりにくいのです。ギアの表示はありませんし、走りながらシフトチェンジをしてみるしかないですね。(。-`ω-)
チャッピー80は80ccとあって、50ccのタイプよりもスピードは出ますし、馬力もあります。最高速度は調子のいい時はなんとか80km表示のメーターを振り切ります。
エンジンをぶん回してそれだけのスピードを出しているわけですが、限界と思われるスピードを出しても、燃費はやはり25kmくらいです。
車重がもう少し軽ければ燃費ももう少し良くなり、スピードも伸びるのではないかと思いますが、もともとスピードを出して走るためのバイクではないですし、それを望むのは間違いですね。( 一一)
燃料タンクは3.5リットルです。燃料タンクはシートの下にあり、オイルタンクもその横についてます。燃費を考えると街乗りが主になる場合はさほど気にならないですが、長距離のツーリングに出る時はこまめな燃料補給が必要になります。
ガソリンスタンドがなかなか見当たらないような場所に行くときは携行缶の用意が必要になるかもしれません。
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