スズキ バンディット250の中古車相場と購入時の注意点を解説しました

☆バンディット250の現在の中古車相場

スズキ バンディット250は発売開始から終了までの間にメーカーでモデルチェンジやバージョン違いが数種発売されたほど、個体の種類が豊富でロングセラー、息の長いバイクです。

そのため中古車のタマ数も多いのかと思いきや、意外と少なく車体カラーも極限されているといってもいいほどです。

そんなバンディットの中古車価格帯は現在13.8万~35万円で、高額のものになると37.5万~40万円近くの価格が付いているものも存在します。

所有者によって手を加えられた、まさに「極上車」級の価格ですが、相応の性能が備わっているのだと思います。

☆簡単なチェックとして

バンディット250もやはり年式が浅ければ浅いほど程度が良いバイクという事になりますが、何分古い部類のバイクですので「年式不明」となっているものも多数です。

積算距離の多い/少ないで判断するのも良いですし、モデルチェンジ後&バージョンアップされた車体=年式が若いという事になりますので、予めネットで過去のモデル情報を見ておくと良いでしょう。

見た目や外観は当然綺麗なものを

見た目や外観が出来るだけよいものを選ぶに越したことはありません。

ネイキッド=各箇所むき出しになっていますので、細かなサビや落としきれない汚れ・液漏れなどの付着が見受けられることもあると思います。

価格交渉をする場合には この外観美を引き合いに出すのが良いと思います。

ガソリンタンクの形状をチェック!

バンディットはメンテナンスの度にガソリンタンクを外すことが必要ですので、タンクの形状に目を向け、変な凹みがあった場合には落下させてしまった→板金修復歴あり という見方をします。

ガソリン漏れの心配はよっぽどないですが、素材の性質上 修復個所から劣化していきますので やはり注意が必要です。また、転倒によるタンク凹みも考えられますので同様によく見てみましょう。

※タンク下部の凹みのようなものは元々のもので、セパレートハンドルを持つバンディットならでは!

ハンドルを切った時にタンクに当たらない/ハンドル操作に干渉しないようにつけられたものです。

マフラーはエンジンをかけてもらう

カスタム車で一番多いと思われるのがマフラー(サイレンサー部分のみ)の交換です。

高回転エンジンのバンディット、いちばん単純な理由として音質アップ+スタイル性アップを狙ってのことですので、エンジンをかけさせてもらいアクセルレスポンスの確認と共に音質も確認します。

接合部分の劣化も要チェックポイントです。ネジのゆるみだけでなくステーなど取付け用パーツのサビも見ておくと良いと思います。

アイドリングの調子を確認

エンジンをかけた後に少しでもよいのでアイドリングの調子を観察させてもらいましょう。

とはいえ4~5分では何の変化も異常も見られないと思います。ですので、スタッフさんに

  • 「アイドリングの安定数はどのくらい?」
  • 「アイドリングは何分やったらいい?」

など何でもいいのでアイドリングに関する質問をいくつかぶつけてみましょう。

こちら側がバンディットのアイドリングに不安を抱えていることをアピールするわけですね。

スタッフさんもおおよそバンディットのアイドリングに関する情報は知っていると思われますので、購入となった場合はよく相談をして、より良い維持方法やメンテナンスのコツを訊いておくと良いと思います。

☆最後に:ショップ選びのコツ

お店選びのポイントとしては、整備の経験が長いスタッフさんがいそうなお店や、いわゆるオジさんがオーナーのショップだと丁寧に点検・整備がされていますし、価格交渉もしやすいのかな、と思います。

また 購入後のアフターサービスも手厚くしてもらえるでしょう。一方、大手ショップさんだと大幅な値引きなどは見込めないかと思いますが、その分の整備やサービスは付与されていると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です