バンディット250の燃費は悪い?実数値と燃費向上対策でできること

☆走行環境で燃費に大差…実測値のご紹介

わたしが乗っていたバンディット250は度重なる突然のエンストや急激な回転数の落ち込みなどの不調が多発していました。

アイドリングが不安定だったので燃費にも影響が出てしまい、特に冬季や寒冷時、逆の日照が長く暑いには激しい上昇、著しい下降が見受けられ、コックをリザーブにしていたにもかかわらずガス欠をも経験しました。バイクを押してスタンドまで歩くのは大変ですし、やっぱり少し恥ずかしかったです。

このバイクの燃費は車体の個体差やバージョン違い、そしてライダーの運転技術も関連あると思いますが、ツーリング時と街乗り時の燃費差がとても大きいバイクだと思います。

その根拠として過去の記録から街乗りとツーリングの2パターンをご紹介します。

街乗り走行時の燃費は?

▪街乗りでの平均値はおおよそ12㎞/ℓでした。バイクの中でも相当良くないレベルだと思います。

自分の考えとして、エンストになるのが嫌で知識もなくアクセルを回して回転数を維持しようとした→余計にキャブレターがかぶって燃費が悪化、ということだったのだと思います。

が、十分な暖機運転やキャブレターやエアクリーナーのメンテナンスを何度行ってもアイドリングの不安定さは拭えませんでした。

バイク友達やメンテナンスショップに相談しても「バイク個体の性格かも知れない」ということで、燃費よりもより良い状態を維持することに目がいっていました。

長距離走行時の燃費は?

一方の長距離時ですが、過去のツーリングでの燃費記録が2つ残っていました。

▪夏季に全行程で650㎞を走って27.8㎞/ℓ の時と
▪2月下旬の寒い時に480㎞走って21.3㎞/ℓ でした。

ツーリングと街乗りとを比較して約倍の差がありました。長距離で燃費が良くなるのは他車種と同じのようですが、気温が低い時の著しい落ち込み様は個体独自の性格なのかも、といったところです。

☆燃費を向上させるための状態維持

前述の内容の通りとにかくアイドリングの波が激しいバイクでしたので、燃費についてよりバイクの状態に悩んでいました。

初めの頃はエンストにビビッて乗るのさえ嫌になり始めていましたが、せっかく好きで欲しくて買ったバンディット、諦めずに乗り続けて向き合ってみることに。

何か良い方法はないかを探りながら、自分の運転技術を付けながら毎日少しの時間でもエンジンをかけ、燃費を向上させる=バイクの良い状態を維持することに注力していました。

前置きが長くなりましたが、ハッキリ言って悪いバンディットの燃費を少しでも良くするために一番手っ取り早い方法として、燃料にハイオクを入れてあげるとエンジンが安定しキャブレターもかぶりにくくなるので燃費が良くなるのだと思います。

わたしには それを入れるだけの財力と勇気のようなものがなかったので未検証ですが、一般的にバイク・クルマ問わず、ハイオクガソリンを入れるとノッキングを起こしにくくなったり、エンジンの耐久性が上がったり排気騒音が軽減されたりなど良い効果が色々ありますので入れる価値があると思います。

古いバイクはこまめにメンテナンスを!

メンテナンスも大切です。古いバイクなので気配り度高めで接しましょう^^

一番はやはりキャブレター関連だと思います。こまめに調整・清掃を行うことがカギで、何回/何キロ乗ったら1回メンテ、という自分のルールを決めると忘れにくくなります。

ガソリンタンクを外すことになり手間がかかりますので、初回はショップで手順を見ながら、或いは動画を検索するのも手です。わたしは友達に手伝ってもらい2人で、ついでにエアクリーナーの点検・交換をしていました。

また バンディットは特にシフトアップさせていく段階でガァンと回転数が上昇するほど高回転で回るエンジンですので、オイルの状態や減りにも目を配ります。

オイル交換は慣れてしまえば簡単!時間に余裕をもって行うと良いと思います。

☆余談:燃費計算から得たもの

結局手放すまで不調の改善はありませんでしたが、その甲斐とお陰でバイクのメカニズムの勉強やメンテナンスの仕方、乗り方の工夫などが分かるようになってきました。

よく言えば「怪我の功名」というヤツなのかも知れず、その点ではバンディット様様です。バイクいじりも楽しくなり、乗り方もだいぶ向上したと自負しています。

そしてわたしがバンディットの燃費に関することから学んだのは、細かな燃費にとらわれず

  • 大好きだから乗る
  • 好きだから大切にする
  • 楽しく向き合う

の3つで、「好きこそものの上手なれ」にさせてくれました。

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